4・22K-1 武尊が2RKO宣言&アベマショーゴレギュラー決定MC初挑戦

サラビアのボードとの2ショットでは厳しい表情の武尊

 K-1実行委員会が2月14日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(4月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場するK-1WGP フェザー級王者の武尊が出席。

 武尊は対戦するビクトー・サラビアについて「ストリートファイター出身で気性が荒いと聞いたので、その部分はワクワクしている。サラビア選手以上にトリッキーな選手ならKRESTにはいろいろいるので気にしない。僕自身、フェザー級に階級を上げてから、フィジカルトレーニングをやってきた。怪我で右拳を使えない間はフィジカルトレーニングもいっぱいできて体も大きくなって、その分を格闘技に生かす連動性のトレーニングもしている。ミットを打った感じでもパワーが上がっている感覚がある」と順調な仕上がりのようで「2R でKOしたい」と宣言した。

「アベマショーゴ」の話題には表情が崩れた

 またK-1を中継しているAbemaTV内の「AbemaSPECIAL」チャンネルで放送中の「アベマショーゴ」(毎週月~金12~13時放送)の火曜日レギュラーとなったことが発表された。武尊は初めてMCに挑戦する。

 武尊は「K-1の面白さをいろいろな人に伝えたいので頑張ります。僕が司会で回すのは珍しいと思うので見てください」と話した。

 なお会見後にはK-1×Krushモバイル会員30人限定で、武尊からファンにチョコレートを渡す「逆チョコお渡し会」が行われた。会見前に整理券を配布したのだが、漏れてしまうファンもおり、相変わらずの人気の高さを見せた。

対戦するKOICHI(左)とK-Jee

 この日は4月大会の新たな決定カードとしてヘビー級のスーパーファイト「KOICHI vs K-Jee」が発表された。

 KOICHIは昨年9月の大会で上原誠と“ヘビー級頂上決戦”を戦い3-0の判定で敗れたものの、上原と双璧をなす存在。

 一方のK-Jeeは昨年6月にヘビー級転向後は順調に白星を重ね、2月12日に行われた「Bigbang-統一への道-28」ではBigbangヘビー級王者の愛鷹亮を破るなど、いま売り出し中のヘビー級の新鋭。

 KOICHIは「K-Jee選手は勢いが凄くある選手なので、しっかりガード固めて距離を取って行きたいと思います。観客が一番見たいのはKOだと思いますので、倒しに行きたい」、K-Jeeは「大きいチャンスをいただいたんで、何が何でも勝って次につなげたい。KOICHI選手は総合的になんでもできて穴が少ない。ヘビー級なので全部警戒。さいたま大会に向けて、ヘビー級の魅力を毎試合ごと伝えたい」とそれぞれ話した。