たたずめば、聞こえてくる。片桐功敦 展「SACRIFICE〜福島第一原発30km圏内の花たちが語る言葉〜」
渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1,2,3 4月11日(火)?23日(日)
器:錆びたパイプ椅子 花: 泰山木 2014年 撮影地:浪江町請戸 cAtsunobu Katagiri
Tomio Koyama Galleryの小山登美夫氏監修で、日本の美術のシーンを新しい視点で切り開いていくギャラリーや美術に関わる人に焦点をあてる〈Hikarie Contemporary Art Eye〉。第6弾は、華道家・片桐功教による、福島でのプロジェクトを紹介。
震災から3年目を迎えた2013年の夏、環境省の絶滅危惧2類に指定された希少な在来植物“みずあおい”が福島県南相馬市沿岸部の津波の跡地に咲き乱れたという。華道家として植物と向き合ってきた片桐は、このときから津波の跡地や廃墟、ゴーストタウンとなった街の片すみなど、被災した各地に趣き、そこで花を生け続けた。
一人の華道家が、人が去った場所にどんな思いを託して花を生けたのか。震災から6年目を迎えた今、我々はその情景に何を思うのか。
11日にはオープニングパフォーマンス「フレコニアン紀に咲く花、その言葉」(いけばなパフォーマンス:片桐功敦×ポエトリーリーディング+ラップ:狐火)を実施(18時30分?)。
【時間】11?20時【休】会期中無休【料金】入場無料【問い合わせ】03-6434-1493【交通】渋谷駅直結 渋谷ヒカリエ 8階【URL】 http://www.hikarie8.com/cube/