4・16RIZIN 那須川と浅倉が公開練習。那須川「相手の意識を断ち切って勝つ」

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する那須川天心と浅倉カンナが10日、公開練習を行い、ともに順調な仕上がりを見せた。

 練習は2人一緒のシャドーボクシングから、それぞれミット打ちとマススパーリングを行い、最後は2人でスパーリングを行った。

 浅倉は昨年末のアリーシャ・ガルシア戦の敗因を得意のタックルにこだわり過ぎたことと分析。今年はキックボクシングやボクシングのスパーリングを練習に取り入れ、打撃を強化中。2月に行われた「DEEP JEWELS 15」の下牧瀬菜月戦ではその片鱗を見せ勝利を収めた。今回もその延長線上で、シャドーからミット打ちと向上中の打撃を披露した。

 那須川は昨年末は29日と31日の2試合を行い、打撃と締め技で1勝ずつあげるという離れ業を見せたが、課題がグラウンドにあることは明らか。しかしこの日のマススパーリングではタックルを切ってからのパウンドやサッカーボールキックといった総合格闘技にアジャストした動きを見せた。

 練習後の囲み取材では浅倉は「前回、負けちゃったので今回は前回以上に負けられないなと思っています。年末は打撃が全然できなくて。2月の試合では自分の足りない部分である打撃を強化して臨みました。この4カ月間で打撃は結構強化できたのではないかと思います。相手の映像は少しだけ見ました。油断しないで今回は自分の、タックル重視の試合で進めていきたい」と話した。

最後のスパーリング

 那須川は「前回はけっこうインパクトのある試合ができたと思う。今回はそれ以上の勝ち方をしなければいけないという思いがあるので、しっかり魅せたい。調子は最高なんですが、ここ(パラエストラ柏)で練習していると周りの方が凄く強いので自分が強くなっているという実感はなかなかわかない。でも試合になれば、相手よりもここで一緒に練習している人のほうが全然強いので問題ないと思う。年末に比べ、サブミッションの引き出しは増えたと思う。チャンスがあれば極めにはいきたいが、それにこだわらず、相手も打撃の選手なので基本的にはまず打撃かなと思う。打撃の展開で倒せそうなら一発でしっかりと倒したい。締めたり極めたりもすごいですが、お客さんが盛り上がる試合というのは相手の意識を断ち切って倒すということだと思うので、失神させるなり、殴って相手の意識を断ち切りたい」と話した。

 また2人は一緒に練習する機会も多いのだが、那須川は浅倉の打撃について「飲み込みが早いので打撃の試合にも出てもらいたい」とも話した。

 大会では浅倉は第2試合でブルガリアのアレクサンドラ・トンシェバと、那須川は第7試合でイタリアのフランチェスコ・ギリオッティと対戦する。

【写真左上】浅倉はミット打ちで鋭い蹴りを見せる 【写真右上】マススパーでは得意のタックルからマウントへ移行する浅倉 【写真左下・右下】マススパーで那須川は蹴りからグラウンドへ移行しパウンドへとスムーズな動きを見せた