人を撮る。人生を撮る。ロベール・ドアノー写真展「ドアノーのパリ劇場」写大ギャラリー・コレクションより
東京工芸大学 写大ギャラリー 開催中?6月11日(日)
「ピカソのパン」1952年 cAtelier Robert Doisneau / CONTACT 写大ギャラリー所蔵作品
パリの街角の風景をこよなく愛した20世紀フランス写真界の巨匠ロベール・ドアノー(1912-1994)のオリジナルプリントを展示する写真展。
パリ郊外ジャンティイに生まれたドアノーは、印刷分野の職業学校で石版画の技術を学んだ後、広告デザインのスタジオを経て写真の道に。写真家アンドレ・ヴィニョーの助手に。第二次世界大戦時には苦難の時を過ごすも、戦後はフォトジャーナリズム誌全盛期の潮流に乗り、フリーランスの写真家として活躍。1950年に『LIFE』誌の依頼で撮影された「市庁舎前のキス」は、愛の国フランスを象徴する写真として、撮影されてから60年以上を経たいまもなお、広く世界中で知られている。
本展では写大ギャラリー・コレクションより「こども」「パリ郊外」「街」「物陰のパリ」「恋人たち」「芸術家」の6つのテーマに沿って厳選。
世界的なフォトエージェンシーであるマグナム社より誘いを受けながらも、パリの街で生きる市井の人々とともにあることを選んだドアノー。時代が移り変わっても色あせないその魅力を感じて。
【時間】10?20時【休】会期中無休【料金】入場無料【問い合わせ】03-3372-1321(代)【交通】地下鉄 中野坂上駅1番出口より徒歩7分【URL】 http://www.shadai.t-kougei.ac.jp