静岡市がプレゼン「世界にかがやくまち」目指す

 静岡市は13日、「静岡市 世界に輝くプレゼンテーション 2017」を都内で開催した。田辺信宏市長を筆頭に、特産品や産業、文化資源などを通じて同市を支える人材が集結し、同市の魅力をPR。田辺市長は「一度、静岡駅に降り立っていただきたい」と、熱弁を振るった。

 由比港漁業共同組合の宮原淳一代表理事組合長は、秋漁まっただ中の桜えびを持参してPR。世界を見渡しても静岡市でしか味わえない生で食べられる生の桜えびの沖漬けを詰めかけた報道陣に振る舞い、静岡市の味で胃袋を掴んだ。
 
 世界から注目を集める「大道芸ワールドカップ in 静岡」からは、杉山元実行委員長と甲賀雅章プロデューサーが登壇。愉快なクラウンたちと一緒に、世界でもトップクラスのパフォーマーが出演していることや、大道芸のクオリティーの高さ、また全国各地で行われている大道芸をテーマにしたフェスティバルとの違いを猛アピールした。

徳川を背負って……発掘?

 同市の歴史文化課は、今年度スタートした「駿府城発掘体験」を紹介。江戸城をしのぐ大きさであることが確認された駿府城では、2020年2月末までの予定で、天守台発掘調査が行われている。それに合わせて一般観光客向けに実施している企画だという。今年度の実施期間は終了したが、来年度も引き続け実施予定だという。

 そのほかにも、「ちびまる子ちゃんランド」「プラモデル」「茶」、そして2018年に一般公開開始を予定している国産ウイスキー蒸留所「ガイアフロー静岡蒸留所」の代表者が登壇し、熱のこもったプレゼンを繰り広げた。