錦戸亮“チームワーク無し”でも見事な音頭!人生初の鏡開きを成功
映画『羊の木』(アスミック・エース配給)の初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ主演の錦戸亮と共演の木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平、吉田大八監督が登壇した。
本作は原作・山上たつひこ、作画・いがらしみきおによる人気コミックを、映画『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督が実写映画化した話題作。過去に殺人を犯してしまった元受刑者たちが、寂れた港町で新たな人生を歩もうとする物語。
この日は、映画にちなみ、誰も知らない土地で新生活を始めるならどんな職業に就きたいかという質問に登壇者が回答。錦戸は「けっこう細かい作業が得意で、職人技に憧れがあるんです。左官屋さんになりたいです。技を磨いて、それこそTOKIO兄さんを超えられるぐらいになりたいですね」と、先輩を目標に掲げた。
松田は「映画で運送業者役をやって制服がしっくりきたので運送業を」、木村は「今の事務所に入る前にウエディング業界でアルバイトをしていて、ウエディングプランナーになりたかった」、優香は「先日、泯さんから種から育てた手作りのうどんを頂いて感動したので、1日5食限定のうどん屋をやってみたい」、北村は「こもって家具を作るような、人と極力関わらない仕事」、舞踏家でもある田中は「自分はこれまでいろんなことをやってきたから…。新しい土地に行ってやり直すチャンスを貰ったら、感謝しながら土地のことを知るのに数年かける。その後はやっぱり踊っていたいなあ」。個性的なそれぞれの答えに錦戸も「やはり俳優は職人気質の人が多いですね」と感心。
またこの日は、ヒットを祈願して鏡開きに挑戦。実はこの面々が揃ったのは今日が初めて。錦戸は「僕らチームワークはないんです。僕も鏡開き初めてですし」と言いつつも「僕がせーの、と言ったら、叩いてください」と音頭をとり、見事、鏡開きを成功させた。
映画は全国公開中。