『めんたいぴりり』映画化で華丸が祈願「明太子のようにヒットして」
博多華丸と富田靖子がW主演する映画『劇場版 めんたい ぴりり』(江口カン監督)の制作発表会見が28日、都内で行われ、華丸と富田、そして江口監督が登壇した。
福岡だけで放送スタートしたドラマが、シリーズを重ね、舞台化もされ、ついに全国ロードショー。うれしいニュースに華丸は「率直な感想は、まずは福岡でロードショーして様子を見たほうがいいんじゃないかと思っています」とコメント。富田は「毎日15分ずつオンエアしていたドラマが大きいスクリーンになると思うとドキドキです」と、喜んだ。
戦後の博多で、華丸演じる主人公の海野俊之が「博多の街を幸福にしたい」という思いを胸に奔走する物語。海野のモデルは、辛子明太子のふくや創業者の川原俊夫で、福岡の代表的な総菜である辛子明太子ができるまでを笑いと涙と人情を交えて描く。
「(映画に主演するなら)この作品と決めていた」という華丸は「福岡だけで放送されていたドラマが、関西や北海道に流れて、最後に映画で全国の皆さんにというのが明太子の広がりと似ている。歴史を追うように、全国のみなさんにお届けできるのはうれしい。明太子同様、ヒットしてくれれば」と、意気込む。主要なキャストやスタッフも同じだそうで、チームの雰囲気はすでにばっちり。「富田さんがいらっしゃるので、サポートを受けながらやろうと思います」と話した。
3月3日からクランクイン。この日は記者会見前に「青山のカリスマ美容師のいるところで」頭を丸刈りにして準備も万端だ。
4月から『あさイチ』の新キャスターを務める。それについて聞かれると「大きな番組をさせていただくのでプレッシャーとかどうしようっていうのが考えるんですけど……その余裕がこの映画でなくなりました。悩む余裕がなくなったので、映画に集中できると思います。福岡では明太子はあさイチに食べるものなのですんので、つながっていけば。唯一、心配なのは、番組の1発目にボーズで出るってこと。謝罪会見みたいにならないかってことですね。それだけが不安です」と話した。
2019年1月ロードショー。