開幕までのカウントダウンが始まった!20周年のShort Shorts Film Festival & Asia 2018[part.1]
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が今年は6月4日から24日まで開催!
記念すべき20周年を迎える今年は「Cinema Smart」をテーマに、過去最高となる1万本を超える応募の中から厳選された約250作品を都内複数の会場で無料上映。
さらに映画祭を盛り上げるフェスティバルナビゲーターに日本を代表するダンス&ボーカルグループ・三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが就任。映画祭公式テーマソングにも新曲『FUTURE』が採用されており、三代目JSBが映画祭を多いに盛り上げてくれそうだ。
他にも注目の新設部門や豪華ゲスト来場のイベントなどSSFF & ASIAならではの企画が目白押し!
オフィシャルコンペティション[LAFORET][SHIDAX]
グランプリ作品には、翌年の米国アカデミー賞へチャンスが与えられるSSFF & ASIAのオフィシャルコンペティション。インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門からそれぞれ優秀賞が選ばれ、その中の1作品に栄えあるグランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」が与えられる。選ばれた作品は次年度の米国アカデミー賞短編部門ノミネート候補作品に! 2016年の映画祭でグランプリを受賞した『合唱』が翌年のアカデミー賞短編部門で見事オスカーを獲得したことで、今年は過去最高の応募数を記録。ますます優れた作品が集結している。
会期中はインターナショナルプログラムと、アジアインターナショナル&ジャパンプログラムに分け、計77本の出品作品を上映。人気俳優や著名監督の特別上映作品と併せて楽しんで。
新設・ノンフィクションプログラム supported by ヤフー株式会社[SPACE O][iTSCOM]
国内外のノンフィクションショートフィルムを専門に集めた今年の新設部門。2018年米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し大きな話題を呼んだ日本の辻一弘氏を追ったノンフィクション『ヒューマン・フェイス』など必見の作品が目白押し。ノンフィクションというジャンルに絞って優れたショートフィルムを選び抜くことができるのも、130を超える国と地域から1万作品が集まるSSFF & ASIAだからこそ。世界中の映画監督がとらえた真実に触れ、さまざまな課題と向き合わせる力強い映像の力を感じよう。
Cinematic Tokyoプログラム[LAFORET][iTSCOM]
国内外の映画監督が東京を題材に映画を撮り、作品を通して東京の多彩な魅力を発信する、昨年の新設部門。今年はSSFF & ASIA 2013で観客賞を受賞したオーストラリア人女流監督が手掛ける『シェイクスピア・イン・トーキョー』など、日本はもちろんドイツやイギリス、中国などの監督による計8作品を上映。
新設・VR SHORTS プログラム[Hills Cafe/Space][LEXUS MEETS…]
日々進化する映画の新たな形を体験できる新設部門。VRのショートフィルムを扱う部門は国内の映画祭ではこれが初!会期中は複数のVRデバイスを設置した特設会場を設けて、ストーリー性も含めて高く評価できる国内外のVR映画を一挙上映。そのうち1作品を優秀賞として選出する。《VR 360°プログラム》では360度全面が見渡せるVRの映像作品を完全入れ替え制で上映。圧巻の映像とストーリーを360度の視界で楽しむことができる6つのプログラムを用意。《VR インタラクティブ》では視聴者の動作に応じて作品の見え方が変化する、インタラクティブ性の高いVRの映像作品を1作品ずつ選んで鑑賞することができる。
【巨匠ルーカスの応援を得て誕生】
1999年、ショートフィルムの魅力に感動した俳優の別所哲也が日本に映像表現の新たな可能性を伝えるべく「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」を立ち上げ。
【米国アカデミー賞公認に】
世界各国から作品が応募されるようになり2004年の秋にはアジア映画を対象とした『ショートショート フィルムフェスティバル アジア』が誕生。さらに2005年、日本で初めて米国アカデミー賞公認映画祭に認定。
【節目の年、さらに飛躍】
2008年にはSSFFが10周年。SSFF ASIAが5周年を迎え環境省と連携したストップ!温暖化部門がスタート。また横浜みなとみらいにショートフィルム専門映画館が開館した。15周年&10周年を迎えた2013年、6月4日をショートフィルムの日に制定。無料鑑賞デーに。
【ついに映画祭からオスカー作品】
2016年のグランプリ作品『合唱』が翌年、見事アカデミー賞短編実写部門を受賞。映画祭から待望のオスカー受賞作が誕生した。