RENAがMMAで復帰戦。MIOは敗れたイム・ソヒへの雪辱誓う【7.6 SB】
MIOが初開催の48kg世界トーナメントで主役宣言
シュートボクシング(SB)の「Girls S- cup 48kg世界トーナメント2018」(7月6日、東京・東京ドームシティホール)の会見が5月29日、都内で行われた。
女子格闘技の祭典として2009年に始まって以来10回目となる今年は48kgの世界トーナメントが行われる。
トーナメントにはSB女子ミニマム級王者のMIOをはじめ8人の選手が参加。この日は6人の選手が発表された。
トーナメントの中心となることが予想されるMIOだが、4月の後楽園大会でMIOの連勝を20でストップした韓国ROAD FCのイム・ソヒも参戦と強敵が揃った。
MIOはトーナメントについて「48kgの世界トーナメントは初めての開催。不安もあるんですが、それ以上にワクワクしています。誰が優勝してもおかしくないトーナメントですが、その中でしっかり優勝したい。主役になれるように頑張る。負けたイム・ソヒ選手と戦いたい」などと話した。
RENAはRIZINで浅倉カンナ戦決定。7月にMMA2連戦
また復帰戦を行うことが発表されていたSBの絶対女王RENAは総合格闘技(MMA)の試合を行うこととなった。
この日はRIZINとの合同記者会見だったのだが、7月29日の「RIZIN.11」で浅倉カンナvs RENAの一戦が行われることも発表された。RENAは7月にMMAを2試合戦うこととなる。
これは5月のRIZIN福岡大会で浅倉にダイレクトリマッチを要求したRENAに対し、浅倉が「RENAさんは大晦日の後、1試合もしていない」とリマッチに異を唱えたことから日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「それなら」と組まれたマッチメイク。6日にMMAでの復帰戦、29日に浅倉との対戦という過酷な連戦を行うこととなった。
RENAは「まさかGirls S- cupでMMAの試合に出場することになるとは全く思っていなかったが、今、女子格闘技には大きな波が来ているので、その波をもっと大きくするために、プロである以上一生懸命頑張ろうと思っている。3週間という短いスパンでの試合はやったことがないのでどうなるか分からないが、私は気持ちでなんとかなる選手なので、大きなケガさえしなければ大丈夫かな、と思っている」と話した。
対戦相手についてシーザー会長は「手加減のないようないい選手を当てたいと考えている」と話した。また「ぜひカンナ選手に7月6日、JCBホールに来ていただきたい。真ん中の席を用意しておきますので」と浅倉の来場を要請した。
またRIZIN、DEEP Jewelsで活躍するKINGレイナの参戦も合わせて発表された。
MIO(SB女子ミニマム級王者)
イリアーナ・バレンティーナ(WBCムエタイ女子フライ級王者)
イム・ソヒ(コンテンダー王者)
ロウ・ミン(2017年全中国散打48kg王者)
マギー・タッカー(ISKAフライ級王者)
MISAKI(SB女子ミニマム級2位)
※残る2選手とトーナメントの組み合わせは後日発表