高谷裕之がHIROYAに「お互いKO狙いで!」とメッセージ【6・17 RISE】
元新日本キックウェルター級王者の緑川創とスパーリング
「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)に参戦する高谷裕之が6月5日、自らが代表を務める代官山のトレーニングジム「EXFIGHT」で公開練習を行った。
高谷は3分間のシャドーの後、3分間のマススパーリングを披露。順調な仕上がりを見せた。
練習後の会見では「徐々にキックに慣れてきて、よく仕上がってきていると思う。当日は楽しみにしていてほしい」などと話した。
この日、練習パートナーを務めたのは新日本キック第8代ウェルター級チャンピオンの緑川創。緑川も6月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで前チャンピオンのシップムーン・シットシェフブンタムとの「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」を控えている。
緑川には「以前から試合が決まるとスパーリングをお願いしていた」とのことで「刺激をもらっている」間柄という。
高谷「最終的にはパンチでも蹴りでもKOできれば」
今回は2004年以来14年ぶりのキックルールでの対戦。相手は元Krushスーパー・ライト級(-65kg)王者のHIROYAとあって総合格闘家の高谷にとっては厳しい戦いとなるが「普段がMMAで手数とか距離が全然違うので、そこに慣れるようにスパーリングを少し多めにやって仕上げてきた。持ち味が出せるような仕上がりになっていると思う」と仕上がりについては問題はないようで「MMAのほうが好きだけど、打撃を中心のスタイルなので、テイクダウンなどを気にせずに思いっきり行けると思う。普段から立ち技の練習もしているのでその成果を出したい。最終的にはパンチでも蹴りでもKOできればと思っている」などと話した。
HIROYAについては「思ったよりでかかったが、僕は総合格闘家なのでフィジカルの面はあまり気にならない」と話し、「お互いKO狙いで思い切り戦いましょう」と真っ向勝負を要望した。