RENAが確勝宣言「私、マジで強くなっているので」【7・6 Girls S-cup】
7月2連戦も「29日のことは今は考えていない。そんな甘い世界ではない」
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)の会見が6月26日、都内で行われ、ワンマッチに出場するRENAとKINGレイナが登壇した。
7月29日のRIZINで浅倉カンナとの再戦も控えるRENA。先日、エレイン“パンテイラ”リアルとの対戦が発表されたが「今回はMMAでの参戦。MMAのファンにSBの面白さを、SBのファンにMMAの面白さを知ってもらう絶好の機会と思っている。7月に2連戦ということで私の中でやらないといけないことはたくさんある。取りあえずリアル選手にしっかり勝たないといけない。29日のことは今は考えていない。そこまで考えて勝てるような甘い世界ではないことは10年以上戦ってきて分かっている。どうなるか分からないが全力でぶつかって、成長した姿を見せて、勝って笑顔でリングを下りたい」などと話した。
リアルについては「体が強い選手。打撃に自信がある選手という印象。現時点で女子のMMAの選手で打撃で倒すことができるのは私しかいないと思っている。打撃で負けることはないので、打ち合いはOK」と言いつつも「成長した姿を見せたいので寝技もOKと思うが、29日を考えると手の内は見せたくないなという思いもある。状況によってやりたい技もある。今は佐藤ルミナさん、阿部裕幸さんといういい練習環境の中で寝技を重点的にやっているので全然違うRENAを見せられると思う。今まではMMAに関しては自信がなかったが、今は自信が芽生えている。その自信が凶に出ることもあるので、バランスを取りつつですが.今は9:1で寝技の練習。打撃はシーザー会長に見ていただいているので問題はない。ずっと寝技の練習しかしていないので、成長の度合いは全然違うと思う。私、マジで強くなっているので楽しみにしていてください」とどの局面においても絶対の自信を見せた。
KINGレイナ「負けているのによくそんなことが言えるなと思う」
KINGレイナは初挑戦となるSBルールで韓国のキム・ヨンギと対戦する。
レイナとヨンギは昨年9月、DEEPのリングで対戦し、激しい打ち合いの末にレイナが1R、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしている。その後、ヨンギは昨年12月にMMAルールで女子プロレスラーの世志琥に初黒星を付け、一気に名を広めた。
KINGレイナは「今回SB初参戦ですが、もともとデビュー当初にキックボクシングの試合に出たいと思っていた。だいぶ経ったが、このタイミングで面白い挑戦ではないかと思っている。体重も落としてきているので、いろいろな技を研究して、新しいKINGレイナを出せれば。今回の相手は再戦なので、まあ、前回同様に今回は打撃で、回転系の技で倒そうかと思っています」などと話した。
ヨンギから「前回は打撃にびびったKINGレイナが途中でグラウンドに逃げて勝った総合ルールの試合」といった挑発的なコメントが寄せられると「負けているのによくそんなことが言えるなと思う。私のほうが絶対に強いんで必ず勝ちます」と締めくくった。