乃木坂46・桜井玲香が悲運の双子役に挑戦
写真左より桜井玲香、藤間爽子
80年代に漫画家・萩尾望都と野田秀樹が共同で舞台脚本化した戯曲『半神』が、初演から30年以上経て新たな解釈と演出で上演される。上演に先がけ7月11日、公開ゲネプロが行われた。
物語は「体がつながった双子の姉妹。醜いシュラと美しいマリア。姉のシュラは、妹とであるマリアを支えつつ生きてきた。しかし、10歳を目前にしてその身体は負担に耐えきれず…。2人を救う方法はただ一つ、2人を切り離すことだった…」。
本作の主人公となる結合双生児姉妹役には、乃木坂46でキャプテンを務める桜井玲香と日本舞踊家・女優の藤間爽子。
桜井は「幕が上がってからは一気に駆け抜けていく、まさにジェットコースターの様な舞台です。ご観劇いただく皆さんには、最後までしっかりとついてきて頂きたいです! 最終的に遊びゴコロを芽生えさせるところまで行くことが目標なので、自分が持つパワーの全てを使って、双子の姉であるシュラを演じたいと思います」と気合十分。
現代舞台作品の出演は本作が初めての藤間は「私にとって初めての舞台。“緊張や不安でいっぱいです!”と言いたいところですが、全く不安はありません! 何故ならシュラがいつも横にいてくれるから!」とコメントしている。
公演は7月11〜16日に東京・天王洲 銀河劇場にて。7月19〜22日は大阪・松下IMPホールにて上演される。