フォトセッション・パラ陸上【プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
スタジオでアスリートと1対1で対峙する時は、フォトグラファーが何を撮りたいのかが試される時だ。
背景は何もない真っ白なホリゾント。
どんな光を作るのか、彼の何を引きだすことが出来るのか。
その全ては私に委ねられる。
スタジアムとは違う緊張感の中、シャッター音が響く。
頭の中で描いたイメージが目の前に現れた。
さて次は何を撮ろうか。
■カメラマンプロフィル
撮影:中西祐介
1979年、東京生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、講談社写真部勤務を経て2005年よりアフロスポーツ所属。
ドキュメント写真を専攻した学生時代に始めたボクシング撮影をきっかけにスポーツ写真の世界に入る。
現在はオリンピックを始めとした報道写真、スポーツ選手の広告写真など、あらゆるスポーツ撮影を行いクライアントの好評を得ている。
同時に時間をかけた取材で丁寧にフォローしながら被写体を撮影するドキュメンタリー写真にも力を入れ、華やかな瞬間の裏側にある苦悩のドラマ、心の内側から発せられる感情表現に尽力する。
ライフワークはボクシングドキュメンタリー、馬術競技。
著書『「いい写真」はどうすれば撮れるのか?プロが機材やテクニック以前に考えること』(技術評論社)
日本スポーツプレス協会(AJPS)会員、国際スポーツプレス協会(AIPS)会員
どうぞ、よろしくお願い致します!
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している
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