【インタビュー】Dream Amiが新曲 「私にとってのワンダーランドは“平和”」

 E-girlsの中心メンバーとして活躍し、現在はE.Gfamilyの一員として、ソロ活動を行っているDream Ami。音楽活動のみならず、テレビのバラエティー番組などでも活躍中だ。そんなDream Amiが、10月26日から全国で公開される映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』の主題歌「Wonderland」を担当。自身で作詞も手掛けたという楽曲について語る。

撮影・上岸卓史


――今回、作詞も手掛けたという事ですが、どのように作業をすすめていったのですか?

 ひとつのワードから物語を膨らませていく事もありますが、今回は映画を見て映画に添ったものにしたいと思い作詞をしました。波瑠さん演じる主人公の浪平(久瑠美)のキャラクターも意識して。映画はすごくのほほんとしていて、心温まるストーリー。コメディーチックで笑ってしまうようなシーンもたくさんありますが、伝えたい思いがはっきりしていて、コミカルに描かれつつも、大切なことを教えてくれる映画です。全体的にハッピーな映画ですし、最後もすごく素敵な終わり方をするので、その雰囲気をちゃんと主題歌としてまとめ、エンディングにふさわしい曲にしたいなと思い作詞させていただきました。

――普段の曲作りとは違う?

そうですね。何もないところから作るのも楽しいですが、今回のように映画の主題歌を書き下ろすといったミッションがあって、そこに自分なりの表現で近づいていくという作業はすごく好きです。ですから、今回このような機会をいただけて、すごくうれしかったです。

――歌詞の中に「明るく清く朗らかなヒロインになりたい」という部分がありますが、ヒロイン願望は?

 あります(笑)。私の考えるヒロインは、心がキレイで、人を許せる大きな心を持っている人。そしていつも周りの事を気にして、自分の事より人の事を優先できる人…かな。そういうとヒロインって完璧な人間のようですが、助けてあげたいなって思わせる力も持っているっていうのが、私のヒロイン像ですね。自分もそうなれるようにと思っているんですけど(笑)。


――「Wonderland」というタイトルですが、自分にとってのワンダーランドとは? また、このタイトルにした思いを教えてください。

 私にとってのワンダーランドは“平和”。平和で喧嘩やいがみ合いがなく、みんなが笑っている。そんなただただ楽しい場所ですね。ただ、この曲のタイトルのワンダーランドは平和への想いではなく、それぞれが思うワンダーランドの事。誰もが追い求める世界があって、そこにいけば幸せだと思う瞬間がある。きっとそこがワンダーランドなんじゃないかなという想いをこめました。
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