EXILE ÜSA が「おいしいダンス」を披露! 中米ホンジュラスで着想



 視察では、学校で出会った子どもたちを取り巻く生活環境も見て回った。子どもたちは家計を助けるために、学校に行く前や終わってから、ÜSAいわく「東京ドームぐらいある」広大なごみ捨て場でごみを集めて現金収入を得ているという。

「学校給食ができる前は、学校を休んで、1日中ごみの山にいて、学ばずに過ごしてしまうということが起きていたらしいです。学校給食ができたことによって1日中そこにいることはなくなったそうです。学校に行こう、勉強しようというふうに意識が行ったのはいいことだと思います」

 農業によって自給自足を促す自立支援をしている集落を訪れた際には温かい気持ちになったという。

「(農業を始める前は)お父さんが遠くまで出稼ぎに行かなければならなくて、家族がバラバラだったんですね。でも農業を始めることになって家族が一緒にいられるようになり、食を通じて、家族がひとつになれたというのを見てめちゃくちゃ心がほっこりして、幸せな気持ちになりました」。また、「この光景が広がっていけば、飢餓をゼロに絶対できるなという確信が持てた」と話した。

 母子栄養支援の話になった場面では、司会者が ÜSAが来年には父親になることに触れると、「ちょうど来年、子どもが生まれる予定なので……8月に行ったときは、父親になる覚悟、心の準備を作っていたところだったので、すごく勉強になる現場でした」と、 ÜSA。生まれたばかりの赤ちゃんの身体測定や健康状態のチェックを手伝ったそうで「本当に子どもたちがかわいかったです」と、話した。