袴田吉彦「不倫役のオファーは絶対僕に来る」にガダルカナル・タカが「東京不倫ピックで頑張って」
「MONDO TV」のオリジナル4K版映画『むこうぶち』完成記念会見
CS放送「MONDO TV」のオリジナル4K版映画『むこうぶち』の完成記念会見が11月13日、東京都内で開催された。
同作は天獅子悦也の人気漫画『高レート裏麻雀列伝 むこうぶち』を原作に、2007年からVシネマシリーズ「むこうぶち」として映像化。長く続く人気作となっている。
今回はCS放送で最多の麻雀番組を放送するMONDO TVとコラボし『むこうぶち15 麻雀の神様』と『むこうぶち16 無邪気』の2作品とメイキング版『メイキング・オブ・むこうぶち15、16』を制作。12月から同局で放送される。
この日は第1作から主演の傀を演じる袴田吉彦、雀荘「東空紅」のマスター・河田役のガダルカナル・タカ、麻雀好きのホステス詩織を演じる及川奈央の3人が揃っての会見となった。
袴田の不倫ネタをいじるタカ「APAのポイントはハコテンみたいです」
タカは「赤坂のプロダクション、オフィス北野の辞めるかもしれない社長の役を…」といきなり自虐ネタで挨拶。
そして及川の「撮影の時、袴田さんがよくサッカーボールを楽屋に持ってきて遊んでいたのを覚えている」とう思い出話には「その当時から心の中に寂しさを抱え込んでいたんだな」と遠めから袴田の不倫ネタいじり。「撮影ではほとんど会わない」(袴田)とはいえ、第1作からの勝手知ったる関係とあって、序盤から際どいトークが飛び出した。
いじりながらもタカは「カメラが回った瞬間から空気が変わる。本物の役者さんはすごい」と袴田を持ち上げる。そして作品の見どころとして「袴田君が演じる傀は冷徹に見えるが、物語が終わった時にどこか優しいのかな?と思わせる。傀の周りには微妙な人間関係のドラマがあって、そのあたりを見てもらいたい。今回は賀集君が傀にどんどんはまっていって、人間性を掘っていくというところが見どころ」と真面目に解説したと思いきや、やはり最後は「麻雀というのは点棒のやり取り。ポイントをためるということが勝ち負けの重要な要素。点棒がなくなってすっからかんの状況をハコテンというんですが、さっき小耳に挟んだら、APAのポイントはハコテンみたいです(笑)」と我慢しきれずについつい固有名詞が飛び出す場面もあった。
ビートたけしの金言も披露
不倫報道が原因で離婚した袴田だが「最近は不倫の役になると絶対、僕のところにオファーが来る。まあ、ありがたいですけど」と吹っ切れた様子。タカは最後に「2020年に向けて東京不倫ピックの代表で頑張ってほしい」とエールを送った。
タカは会見で師匠のビートたけしの「もしギャンブルに使える運があるんだったら、どんなにギャンブルが好きな奴も、ギャンブルに使うよりも芸人というギャンブルに使ったほうがいいんじゃないか」という言葉を紹介。「それ以来ずっとギャンブルはやっていないので、俺はいい運を持っていると思っていたら、師匠が事務所を辞めてしまった(笑)。でも冷静に考えたら、あの人を師匠に持てたという最高の宝くじを当てていますから」と話した。
社長と玉袋筋太郎の退社報道には「誰も俺には教えてくれない…」
オフィス北野といえば森昌行社長の退任とそれに伴うつまみ枝豆の社長就任の報道が流れたばかりなのだが、タカは「会社のことはまだネタにしないでくれって言われている。今回感じたんだけど、俺は事務所からも周りのタレントからも信頼されていない。口が軽いんで、俺に情報を入れると絶対に喋ると思って、教えてくれない。報道を見てびっくりして確認している」などとかわす。
浅草キッドの水道橋博士の休養については「忙しすぎて、入院はしていないけど自宅療養。年内いっぱいは休むでしょう」と話した。事務所退社が噂される玉袋筋太郎については「玉からは別に何も聞いていない。金曜にも会ったが何も言っていなかった。なんかあってもあいつも俺には隠しているんだろうし。辞めそうなそぶりは見せていなかった。何も言われてない。だって信頼されていないんだもん」とこちらもさらりとかわした。