ファンタビ来日キャスト、最終地点・日本で最後のツアーイベント“鏡割り”に大興奮
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演のエディ・レッドメインや共演のジュード・ロウら豪華キャスト6名が登場した。
すでに公開されている各国で大ヒットを記録中。ここ日本がワールドツアーの最終地、そしてこの初日舞台挨拶が最後のツアーイベントとあって、キャストたちも感無量の様子。
冒頭エディは、やや興奮気味に「コンニチワ! 今日は勤労感謝の日なのに僕らと過ごすことにしてくれてありがとう!」と笑いを取りつつ「2年間、みんなに言いたくて言えなかった秘密が今日、明かされます。日本のファンは一番情熱的で素晴らしい人たち。魔法ワールドの中でも1番だと思います!」と、これまで以上に熱烈にあいさつ。
本作の見どころを聞かれたダンブルドア役のジュードは「1つだけ? いっぱいありすぎるよ」とオーバーリアクションでファンを笑わせ、思わせぶりに「1人、すごくいい演技をした人がいるよ」。エディが身を乗り出したが、ジュードは「それはベイビー二フラー(笑)。クリエイターたちが素晴らしい仕事をして、前作では黒い二フラーだけだったけど、本作ではいろんな色の二フラーが登場するんだ。ニュートの部屋をメチャメチャにして、ニュートはジャグリングの技を習ってこんな風に捕まえようとするシーンがすごく楽しいよ。説明していたら僕もまた見たくなっちゃった」と手ぶり身ぶりを交えつつ紹介。フレンドリーで陽気なジュードの姿に会場のファンも大喜び。
そしてこの日は、大ヒットを祈願して前回の来日時にも行った鏡割りに挑戦。経験者のクイニー役アリソンは、心得た様子ではっぴを着ると「久々に着られてうれしいわ。持ち帰ろうかしら(笑)」。通訳から、はっぴにはそれぞれの名前が日本語で入っていることを告げられると、一様に襟もとの文字を確認。ジュードも「ラブリー!」とうれしそう。さらにアリソンは「ツアー最終地でもある特別な場に参加できて本当に光栄です。前回、日本に来たときは泣きそうになったけど今回は泣かないように頑張ります(笑)」とチャーミングな笑顔を見せ、日本語で「日本は魔法みたい!」とコメント。会場からも拍手と歓声が鳴り響いた。
「ファンタビ、大ヒット!」の掛け声で鏡割りを成功させた一行。ジュードは「世界中を回って、ここが最終地点になります。日本の素晴らしい文化、和食、歓迎ぶりのおかげで、素晴らしい旅の素晴らしい最後を迎えることができました。また絶対に戻ってきます!」と力強く宣言した。
同作は全国公開中。