Kis-My-Ft2、ミュージックソン24時間生放送を完走 「日本中の皆様にありがとう」
目の不自由な方が安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置する基金を募る「ニッポン放 送第44回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の生放送が24日正午にスタート、24時間の生放送を行い、25日正午にゴールした。今年のパーソナリティを務めたアイドルグループの Kis-My-Ft2メンバー全員が24時間生放送を完走、番組終了時点での募金総額は 6026万8152円だった。
Kis-My-Ft2は放送の中で、メンバー1人ひとりが「視覚障がい」について事前取材した内容を レポートし、リスナーに「視覚障がい」をとりまく現状について伝えたほか、今回のテーマ『ありがとう は魔法のコトバ』にそってリスナーから寄せられたメッセージも紹介。 さらに、リスナーからの『キスマイに解決してほしいこと』の相談には直接電話で答えた。募金の案内電話にはメンバーが交代で対応した。
番組には、萩本欽一、ゆず、サンドウィッチマン、オードリーなどさまざまなゲストも登場し、メンバーと一緒に チャリティへの協力を呼びかけた。24日夜には中居正広がサプライズで出演。深夜にはKis-My-Ft2からリスナーへのクリスマスプレゼントとして、スペシャルライブも行われた。
25日の番組のエンディングでは、メンバーの千賀健永のピアノ伴奏に合わせて筑波大学附属視覚特別支援学校の児 童17人が『ジングベル』を合唱。子供たちの元気一杯の歌声にスタジオは温かい気持ちに包まれた。
募金はキャンペーン期間中の2019年1月31日まで受け付けている。 募金方法は番組ウェブサイトで分かる。
番組終了後には記者会見が行われた。「今、ありがとうを伝えたい人は?」のメンバーそれぞれの答えは以下の通り。
玉森裕太
誰かというより、日本中の皆様にありがとう、という気持ちです。ラジオだけでも大勢の方が協力してくれまし たし、募金金額もみなさんが力を合わせてくれた結果です。皆様のおかげで乗り切れました。
宮田俊哉
リスナーの方ももちろんですが、キスマイメンバーです。僕も、誰も独りでは無理でしたし、一緒に戦った戦 友として仲間にありがとうと言いたいです。もちろんケムケム(煙山アナウンサー)も。8人目のメンバーでした(笑)。
千賀健永
募金に来てくれた方々、支えてくれたスタッフにも感謝ですが、個人的には盲学校の子供たちです。 (合唱を)一生懸命頑張ってくれましたし、僕もキスマイの前でピアノ伴奏ができて嬉しかったです。
二階堂高嗣
インタビューした(視覚障害をもつ漫談家)濱田祐太郎さんにありがとうを言いたいです。視覚障がいを持 つ方とあれだけ密に接したのは初めてでしたが、楽しく話ができ、視覚障がいについてすごく勉強になりました。
横尾渉
取材でいろいろと教えて下さった先生方もそうですが、やはり北山宏光ですね。MCで軸として一番しゃべって くれて、あまり休憩もしていないと思いますし。北山宏光、煙山アナウンサーが、他の6人が好き勝手喋れる空気感をサ ポートしてくれたので、二人にありがとうを言いたいです。
北山宏光
ここで僕は、横尾渉と言いたいところですが(笑)。第1回の萩本欽一さんからつながれてきたてきたバトン が44回目で僕らのところまで来なかったら、僕たちが今日感じたような感動もなかったと思います。そのバトンをつない でくださった数々の先輩方に感謝したいです。
藤ヶ谷大輔
深夜帯の担当に玉森裕太と僕の二人を起用して下さった方です。めちゃめちゃ楽しくて、初めて二人で大 爆発しました。いい経験をさせていただきました。もうないかもしれないけど(笑)。ありがとうございました。