バンタム級タイトル戦は静の堀口と動のコールドウェル【12・31 RIZIN.14】
堀口「得意な打撃で仕留めたい」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、東京都内で開催された。
セミファイナルで「RIZINバンタム級タイトルマッチ」を行う堀口恭司は前日の公開練習で順調な仕上がりを見せたばかり。この日もコンディションについては「明日が計量なのでおなかが減っている」と仕上がりに問題はないよう。対戦相手のダリオン・コールドウェルについては「レスリングの強い選手」と言いながらも「しっかり相手のやりたいことを防いで自分の得意な打撃で仕留めたい」と打撃での決着を予告した。
コールドウェル「誰かいいゲームプランあったらそれでやるからさ、教えてよ!」
一方のコールドウェルはハイテンションで会見場に入ると椅子に座ることなくハイテンションで質疑に臨んだ。
コンディションについては「最高! こんなに状態いいことなかなかないよ。王座を持って来ているし、チームもバックアップしてくれているし世界が俺の味方って感じだな。もう勝つことだけだよ。精神的にも身体的にも最高の状態だね」と絶好調宣言。
試合については「ゲームプランはいつだって特には用意してないんだけど、今回は対戦相手が前へ前へグイグイどんどん攻めにくる選手だと思うし、爆発力があるので、めっちゃ楽しみだし、俺ならそれを抑え込むことをできる。相手の力と自分の力がぶつかり合う、いい試合になると思うよ! あ、誰かいいゲームプランあったらそれでやるからさ、教えてよ!」とこちらもハイテンションのまま。
しかし王座を持ったままRIZINに参戦することについては「団体には感謝したいよ。こんなふうにチャンピオンを他のプロモーションの試合に出してくれるなんてさ。そういう機会をもらったからには、王座ってやつを証明しなきゃいけないよな! 俺が世界最高ってことを、ここで勝って、証明したいと思ってる」とやや真面目にコメント。そして「とにかく言いたいことは、いろんな団体が出て来て消えてというのは終わらないと思うし、そういう中でUFCが常にトップじゃないし、UFCの選手がベストってわけじゃない。階級ごとに強い選手がいて、いろんな選手と練習したり対戦していて、団体よりも個人の強さが試されるわけだし、それをファイターそれぞれが証明しなきゃいけない。自分自身、各階級で勝って、自分の強さを証明する以外に方法はないって思ってる」と真面目なまま続けた。
最後は普段は何をしてるか問われ「だいたい家で、犬と遊んだりゲームしたり、パーティーしたり。純粋に、気楽に家で楽しむって感じ。イノセントパーティーだからね! 悪いこと、してないよ!」とテンションを戻して会見を締めくくった。