クルーザー級トーナメント開幕。杉本とK-Jeeが準決勝進出【1・26 Krush】
杉本は俊雄を左フックでKO
Krushの2019年第一弾大会となる「Krush.97」(1月26日、東京・後楽園ホール)で「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」が開幕した。
今大会と2月大会で1回戦4試合が行われ、5月大会で準決勝、7月大会で決勝が行われる。
この日は1回戦2試合が行われ、杉本仁とK-JeeがともにKO勝ちで準決勝に進んだ。
杉本は元SKKBスーパー・ヘビー級王者の俊雄と対戦。杉本はサウスポーの俊雄に対し、右のロー、ミドルで攻め込む。ローは奥足、インローと打ち分け俊雄を翻弄。右のミドルも強力で俊雄の脇腹が赤くはれていく。俊雄はパンチで反撃も杉本はカウンターを合わせ、連打を許さない。
2Rに入っても杉本のローとミドルが冴え渡る。右ボディーフックも決まり、俊雄のガードが下がったところで杉本が右ストレートから返しの左フックがクリーンヒット。ゆっくりと崩れ落ちた俊雄は立ち上がれず、2R1分7秒、杉本がKO勝ちを収めた。
K-Jeeは工藤勇樹をTKOで破る
K-Jeeはトーナメント最年長の34歳・工藤勇樹と対戦。
1Rこそ工藤の重いロー、ミドルに手を焼いたもののプレッシャーをかけて前に出てはパンチを放っていく。2Rには左フックで工藤の頭が下がったところに右ヒザを顔面に叩き込みダウンを奪う。なんとか立ち上がった工藤だったが、足元がおぼつかない。K-Jeeが飛びヒザで追撃すると工藤は再度のダウン。ここでタオルが投入され、TKOでK-Jeeが勝利を収めた。
杉本とK-Jeeは準決勝で対戦する。
また2月大会では「愛鷹亮vs RUI」「OD。KEN vs植村真弥」の1回戦2試合が行われる。
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krush女子アトム級/2分3R
●豊嶋 里美(TEAM OJ)(判定0-3=26-30、28-29、26-30)菅原 美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)〇
◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
●足利和正(TEAM Aimhigh)(1R1分4秒、KO)齋藤祐斗(JK TRIBE)〇
◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R
●山脇魁斗(隆拳塾)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)龍斗(K-1 GYM横浜infinity)〇
◆第1試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
〇加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)(判定3-0=30-28、30-27、30-26)海斗(ポゴナ・クラブジム)●
◆第2試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)迅也(北斗会館浅科道場)●
◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)(3R2分59秒、KO)蓮實 光(パラエストラ栃木)●
◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
◯伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=29-28、30-27、30-28)和夢(Gwinds)●
◆第5試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長
◯杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(2R1分7秒、KO)俊雄(PAL-GYM)●
◆第6試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R
◯K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)(2R1分13秒、TKO ※タオル投入)工藤勇樹(エスジム)●
◆トリプルメインイベント第1試合(第7試合)/第4代Krushバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R
●萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(延長判定0-3=9-10×3/本戦0-1=28-30、29-29、30-30)晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)◯
◆トリプルメインイベント第2試合(第8試合)/第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦/3分3R・延長1R
●松下大紀(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)(2R36秒、KO)鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)◯
◆トリプルメインイベント第3試合(第9試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-2=29-29、28-30、29-30)江川優生(POWER OF DREAM)〇