初登場の高阪剛が「小見川を警戒」、小見川は「先手必勝。うちはジミツヨ」【QUINTET FIGHT NIGHT2】
桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」の2019年第1弾大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT2 in TOKYO-Japan Open Team Championship 2019-」(2月3日、東京・アリーナ立川立飛)の前日会見が2月2日、東京都内で開催された。
高阪は中堅。ミノワマンは先鋒
会見では各チームの1回戦のラインアップが発表された。
「TEAM U-JAPAN」でQUINTET初出場を果たす高阪剛は中堅、ミノワマンは先鋒で出場する。
対する「TEAM NEO JUDO」には修斗世界ライト級王者の松本光史が出場。松本は中堅での出場。リーダーの小見川道大が大将を務める。
昨年9月に開催された「Amateur Quintet.1」で活躍した山田崇太郎は「TEAM CARPE DIEM」の副将となった。
チームオーダーについてはTEAM U-JAPANの高阪は「団体戦は誰と対戦するか分からないので、誰が来ても対応できるように先鋒から大将まで決めた」
TEAM NEO JUDOの小見川は「第1回大会で桜庭選手と素晴らしい試合をした出花選手を先鋒に持ってきた。まずは先手必勝。団体戦は柔道で経験しているので、先手必勝で後につなげ、後は後ろの選手に任せる形になる」
TEAM SOLDIERの関根は「柔道チームと一緒なんですが、先手必勝ということでセルジオを先鋒に持ってきて、さらに次鋒の自分でできるだけ勝ち抜いていくつもり。後ろの3人も一本取れる選手ばかりなので、うちに死角はない」
TEAM CARPE DIEMの山田は「先鋒は強い選手。次鋒も一本取れる選手でしっかり決着をつけたい。ハイサムが中堅にいるので、ハイサムで初戦は全員抜いてもらって、自分とトーマスは決勝に備える予定」
とそれぞれ話した。
関根の「おしゃれさでは負けているかも…」に山田は「おしゃれでは圧倒的に勝っている」
また1回戦で警戒する選手として高阪は「なんといっても小見川選手。以前、一緒に練習していたこともあって彼の強さは知っている」、小見川は「相手はみんな華のある選手なので、NEO JUDOはジミツヨでいきたい。全員華があるので警戒する相手は全員」、関根は「CARPE DIEMの選手はみんな柔術の大会でいい成績を残しているし、おしゃれ。おしゃれさでは負けているかもしれない。一度練習したことのある山田選手は柔術だけではないムーブをするので、それは柔術家チームとしては注意しないといけない」、山田は「おしゃれでは圧倒的に勝っているんですが、試合でも圧倒したい。警戒するのはイゴール選手と外国人選手。関根選手は体重差がありすぎて試合時間が短くなるので一本決着になってくれればいいなと思っている」などと話した。
桜庭は未定のエキシビションの相手にまさかのミノワマンを指名
桜庭は今大会ではエキシビションに出場するのだが「まだ相手が決まっていなくて…。試合のイメージを作りたいので早く相手を決めてもらえれば…」と明かし、やりたい相手を聞かれると「ミノワマン」とトーナメントに出場するミノワマンをまさかの指名。果たして桜庭の相手は誰になるのか…。
桜庭はプロデューサーとしては「4月に女子大会が決まっていて、後は海外のアメリカとかイギリスでやっていければ。自分はもう年なんで、若い選手でスターがどんどん出てきてくれればいいかなと思っている」などと2019年の展望を語った。
今大会はUFCファイトパスで英語実況をライブ配信。こちらには現在RIZINで活躍している山本美憂がゲスト解説で登場する。またUFCの日本語ウェブサイトでは日本語実況解説が無料ライブ配信される。
◆第1試合
「TEAM NEO JUDO」
先鋒・出花崇太郎、次鋒・吉田善行、中堅・松本光史、副将・小澤幸康、大将・小見川道大
vs
「TEAM U-JAPAN」
先鋒・ミノワマン、次鋒・所英男、中堅・高阪剛、副将・中村大介、大将・横井宏考
◆第2試合
「TEAM CARPE DIEM」
先鋒・レダ・メブトゥシュ、次鋒・デヴィッド・ガルモ、中堅・ハイサム・リダ、副将・山田崇太郎、大将・トーマス・ミッツ
vs
「TEAM SOLDIER」
先鋒・セルジオ・リオス・ダ・シルバ、次鋒・関根“シュレック”秀樹、中堅・デクラン・ムーディー、副将・イゴール“ファットニンジャ”タナベ、大将・中村勇太
◆第3試合 Exhibition match/4分
桜庭和志vsTBA
◆第4試合 Special Single match/8分
湯浅麗歌子vs石黒遥希
◆第5試合
第1試合の勝者vs第2試合の勝者