柔術世界4連覇の湯浅麗歌子がついにQUINTET登場【QUINTET FIGHT NIGHT2】
桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」の2019年第1弾大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT2 in TOKYO-Japan Open Team Championship 2019-」(2月3日、東京・アリーナ立川立飛)の前日会見が2月2日、東京都内で開催された。
CARPE DIEMの新鋭・石黒遥希と対戦
今大会では初めて女子の試合がワンマッチで組まれ、世界柔術4連覇の湯浅麗歌子が参戦。アジア選手権3連覇のCARPE DIEMの新鋭・石黒遥希と対戦する。
湯浅は昨年の「Amateur QUINTET.1」にエントリーしたものの、本人の登場前にチームが勝利してしまったため、まさかの出場なしに終わっており、再登場が待望されていた。
また4月には女子の大会である「4.7QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYO-Female Open Team Championship 2019-」が発表されており、そちらに向けて女子の試合の魅力を伝えるという重要なミッションを課せられた試合にもなっている。
石黒は「(QUINTETでは)女子の試合が初めて。日本(の格闘技界)ではまだあまり女子の試合が組まれていないので、今回盛り上がる試合をして、もっと女子の格闘技を盛り上げていきたい」
湯浅は「柔術の女性の選手も今はたくさんいる。QUINTETのルールだと柔術をやっている人もレスリングをやっている人も柔道をやっている人も総合格闘技をやっている人もみんな出られると思うので、これをきっかけにいろいろな競技の女子選手がQUINTETに出て盛り上げてくれたら一番うれしい。そのきっかけになれれば」などとそれぞれ話した。
QUINTETでの世界の強豪との対戦を桜庭に直訴
また湯浅は今後QUINTETで戦いたい相手として「マッケンジー(・ダーン)とかミシェル・ニコリニとか。柔術をやっているトップ選手はほとんどの人がグラップリングも強い。QUINTETのほかにADCCなどもあるが、それだと階級が2つしかなくて、自分の階級でなかなか試合ができないので、QUINTETで組んでくれたらぜひやりたい。桜庭さん、よろしくお願いします」と会見に同席した桜庭プロデューサーに直訴した。
今大会はUFCファイトパスで英語実況をライブ配信。こちらには現在RIZINで活躍している山本美憂がゲスト解説で登場する。またUFCの日本語ウェブサイトでは日本語実況解説が無料ライブ配信される。
◆第1試合
「TEAM NEO JUDO」
先鋒・出花崇太郎、次鋒・吉田善行、中堅・松本光史、副将・小澤幸康、大将・小見川道大
vs
「TEAM U-JAPAN」
先鋒・ミノワマン、次鋒・所英男、中堅・高阪剛、副将・中村大介、大将・横井宏考
◆第2試合
「TEAM CARPE DIEM」
先鋒・レダ・メブトゥシュ、次鋒・デヴィッド・ガルモ、中堅・ハイサム・リダ、副将・山田崇太郎、大将・トーマス・ミッツ
vs
「TEAM SOLDIER」
先鋒・セルジオ・リオス・ダ・シルバ、次鋒・関根“シュレック”秀樹、中堅・デクラン・ムーディー、副将・イゴール“ファットニンジャ”タナベ、大将・中村勇太
◆第3試合 Exhibition match/4分
桜庭和志vsTBA
◆第4試合 Special Single match/8分
湯浅麗歌子vs石黒遥希
◆第5試合
第1試合の勝者vs第2試合の勝者