変化に合わせてライフスタイルをサポート「保険の現在と未来」
保障内容などの変化
「保険商品は昔に比べものすごく変わっています。まず、保険料が安くなっているという一面があります。簡単に言うと長生きになったから。死亡保険金支払いが多く発生すると死亡保険の保険料は高くなりますが、長生きになって死亡保険金支払いが減り保険料が安くなった、というものです。逆に長生きをしたら医療費がかかるため、入院保険が必要?と聞かれることもありますが、そこは国の社会保障でなんとかなる、という考え方もあります。保障の内容でいうと、単純な死亡保険、入院保険、手術保険といったものだけではなく、介護保険や、働けなくなった時の就業不能保険や生活費サポート保険など、新しい種類の保障も増えています。合わせて、健康診断をきちんと受けていたり、非喫煙者だったりなど、健康状態や生活習慣により適用保険料もかなり細分化されてきています。この先、そのような生活習慣を加味するだけではなく、DNA鑑定による遺伝子診断などにより、一人ひとり保険料がまったく異なる時代が来るかも知れませんね」