成河、最新舞台は「目には見えないけれど、三つ巴の合戦」
千葉哲也は、医師であるロバートを演じるとともに、演出も手掛ける。「 演出家は、あれこれ指示をするものではなく、俳優が持ち出したものを整理する役目だと思っています。稽古場でみんなで持ち 寄って試行錯誤してきました」と、稽古を振り返った。さらに「英語から日本語への翻訳ってすごく難しいんです。でも小川絵梨子さんの新訳は読んでい て分かりやすく、作品の根としてもある権力や人種差別は、日本でも通じるものがあります。用語や難しい言葉も多いですが、 お客さんにはそこだけに気を取られないように、その時の彼らの表情をしっかり感じてもらいたい」と、話した。
4月28 日まで同所で。