橘ケンチが世界最大級のワイン品評会で審査員「日本酒の可能性を再認識」

PHOTOGRAPH/KEISUKE IRIE
 日本酒部門には海外生産を含む432社から1500銘柄がエントリー。世界14カ国59名の審査員が集結し審査した。

「国籍や文化を超えて日本酒を愛する心でつながっているチームの雰囲気は大変心地が良く、改めて日本酒が人と人をつなげる可能性を備えている芸術作品だと再認識することができました」。さらに、「ロンドンでの日本酒の認知度、必要性はどんどん上がっているようです」と、品評会が行われたロンドンでの日本酒の状況についても触れ、「これから世界各国を訪れる際には、日本酒の魅力を伝えていく存在としての意識をより強く持っていきたいと感じました。伝えて、共感し、感動が生まれるように、そして、日本という国の魅力を引き続き体現していきたいと思います」と、コメントした。

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『IWC』は2019年で36年目を迎えた世界最大クラスのワインコンテスト。例年1万5000銘柄にも上るワインがエントリーし、世界40カ国から500名超える審査員が集まる。日本酒部門は2007年に開設された。

 チャンピオンは、ロンドン時間7月9日22時ごろ(日本時間7月10日未明)に発表される。審査や結果の詳細は、日本酒造青年協議会公式ホームページでも案内される。

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日本酒造青年協議会:http://www.sakesamurai.jp
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