人、家、車がつながって進化する「EQ House」[Part.2]
1台で複数の機能を持つ多機能人感センサーをはじめ気象ステーションや音声認識用マイクなど70台以上のセンサー類が設置。400以上の項目のデータがリアルタイムにサーバーに蓄積され続けAIの学習に反映される
人の動きや人数を読み、明かりや空調を調節するリビング
EQ HouseのAIは照明や空調などの室内環境をコントロールするだけでなく、人とのコミュニケーションを通して個々の好みや快適性を学び、さらにカスタマイズされた空間を提供する。家の中に設置されたセンサー類により、室内の人数、さらには人と人との距離感から関係性を読み取って“雰囲気”に合わせ調光を自動で行うこともできる。自然の光や風、温度を生かしながらも、そのときその人ごとに快適だと思う室内環境を家が判断し、提供する。EQ House ではAIが調節する環境と自然の心地よさが融合する近未来を体感できるのだ。
寝室のパネルの間にさりげなく設置されたディフューザーからは、そのときの雰囲気に合わせた香りが放たれる
盛り上がりを感じて光のリズムと香りが変わる寝室
リビングチューブにつながる寝室では、家が“雰囲気”を把握して反応を変える近未来を、リアルに体験できる。複数の人々が楽しそうに拍手をして盛り上がると…光のリズムがそれに合わせるかのように変化。まるで部屋も一緒に盛り上がっているかのよう。さらに、室内のディフューザーには、楽しい雰囲気にピッタリな華やぐ香りと、リラックスしたいときにピッタリな落ち着く香りの2種類が用意されており、それぞれの雰囲気に合わせて香りを演出してくれる。
実際の家として建設。今後は宿泊体験企画も?
EQ Houseはショールームではなく実際の“家”として建設されているためキッチンやバスルームを備えているだけでなく、実は人が宿泊することも可能な設計となっている。現時点では宿泊体験企画の予定はないとのことだが「2年の間に、EQ Houseはどんどん成長していきますし“成長する近未来の家”を体験していただけるさまざまな企画を実施できれば、と考えています」とメルセデス ミー 東京 (六本木)のスタッフ。一歩入ると、最初は家の中に車があるという見慣れない光景に驚くけれど家や車とつながる体験をするうちに、そんな近未来をもっと近くに感じることができるはず。
【メルセデス ミー 東京 (六本木)】港区六本木7丁目3番10号 https://www.mercedesme.jp/