「ブチュッとやって」突然のキス演出も…高良健吾と多部未華子、84歳の巨匠に心酔
この日は中島監督がキャスト一人ひとりに宛てた手紙を自ら朗読。高良へ「どう見てもジジイと孫ほどの歳の違いがありながら容赦なくぶつかって、多十郎にのめり込んでくれた君の心意気に何よりも頼もしさを感じました。厳しい要求をしたちゃんばら修行では切られ方も志願してやってのけた。かつて付き合った優れた役者たちが一様に持っていた根性みたいなものを君に見たとき、うれしかったんです。君には無限のこれからがある。やれることならもう一度さらなる期待を抱きつつ…とにもかくにもお疲れ様、そしてありがとう」と読み上げた。その後、多部、木村、寺島にも思いを込めた手紙を朗読する監督の姿に会場も感動しきり。