AIの質問にタジタジ? 中田節で日本酒の魅力をアピール
会場には日本酒と「キットカット」のペアリングセットを販売する期間限定バーもオープン。質問に答えると、AIが合計1650通りの中から自分におすすめの日本酒とキットカットのペアリングを提案してくれる。中田も面白いハプニングのなか、楽しみながら体験した。
AIの「待ち合わせには早く来る?遅れがち?」という質問には、「イタリアに住んでいたので、みんなが5〜30分遅れて来るのが身に染み付いていまして。変えるようにしていますが、ちょっと遅れがちかも」と苦し紛れに回答。司会者からは「言い訳しながらでしたね」とつっこまれる場面も。つづく質問でも、「朝食は食べないです」、「動物園に行くんだったらアフリカに行きたいですね」、「SNSは持ってません」、「食われるよりも食いたいですね」など中田節が炸裂し、会場を盛り上げた。
その後、判定されたペアリングは、1回目に「獺祭」と「日本酒 満寿泉」、2回目に「菊泉」と「櫻正宗 大吟醸」といずれも日本酒同士の組み合わせ。この結果に中田は「酒ばっかりじゃしょうがないよねー。もう一回やろうか!」と3回目のチャレンジ。思わぬハプニングで会場の笑いを誘った。3回目のペアリングは「水芭蕉」と「あまおう苺」。日本酒と苺味の組み合わせが面白いとした中田は、「あまおうの甘みと水芭蕉のドライさが合う。食べ終わりにキレが出るので良いですね」と感想を語った。
イベントには地方の良さを伝えるねらいも。「インターネットが発達して国の概念が変わっていくなかで、これから何が新たな発見かというと、地方が価値を持つ。僕たちの生活でも地方を掘り起こすのがラグジュアリーになるんじゃないかなと。蔵元はお酒を作る人でありながら、地元をよく知っている人。自分も時間をかけて魅力をみつけていきたい。」と思いを語った。
期間限定バーなどが楽しめるイベント「CRAFT SAKE WEEK」は、29日まで六本木ヒルズで開催中。