キング・モー「プロハースカは時々無茶をする」【4・21 RIZIN】

キング・モー
モーは「できる限り一方的に、ダメージが少ないように終わらせたい」

 対するモーは最近負けが込んでいるのだが、その原因となった首のケガも回復しコンディションも上々のよう。

 プロハースカについては「若くて大きくてアグレッシブ。キックボクシングスタイルで強い。時々、無茶をするのでそういうことをすると危険ということを言っておきたい。前回のような試合ができて結果も同じになればいい。できればもっと早いラウンドで勝ちたいが、賢い戦い方をしてKOを狙っていきたい」とある意味、余裕のコメント。

「時々無茶」というのは「飛びヒザもそうだが、深追いする傾向がある。大きくて若くて怖いもの知らずということがそういう傾向になるんだと思う。そういう機会を見つけて仕留めたい」などと話した。

 今回は同じATT所属の堀口恭司と揃っての参戦となるが、「堀口のことはジムではいつもおかまさんと呼んでいる(笑)」と前日、堀口が公開練習時に明かした話を裏付けた。そして「素晴らしいファイター。彼の階級では世界のベストファイター。練習もずうっと一緒にやってきた。日本に関していえばボクシングの井上尚弥、天心、堀口がベストファイターだと思っている。本当に堀口は世界一のファイターだと思っている」と称賛した。

 唐突に名前が挙がった井上については「以前から注目している選手。いろいろな選手と戦って勝っているのを見ている。今度のボクシングのトーナメントにも注目している。彼の活躍に期待している」と話した。

 今回勝てばライトヘビー級の初代王者となるがベルトについては「非常にクレイジーな厳しい戦いになると思う。ただ、できる限り一方的に、ダメージが少ないように終わらせたいと思っている。そういう準備もできている。勝ってベルトを持ち帰り、いつでも要請があった時は日本に来て防衛戦したい」などと話した。
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