朝倉未来がライト級をやめて68kgでのトーナメント開催を提案【4・21 RIZIN】

未来が壮絶な打撃戦を制する(撮影・小林郁人)
朝倉未来が矢地にKO勝ちのグスタボに判定勝ち

 大晦日にRIZINライト級の門番的な立場にいるダロン・クルックシャンクから一本勝ちしたダミアン・ブラウンがDEEP王者の武田光司と対戦。3-0の判定で勝利を収めた。

 ダミアンの打撃に武田はタックルに突破口を見出そうとするが、武田はなかなかやりたいことをさせてもらえない。3Rにはパンチで武田をぐらつかせるなど終始ペースを握り続けたブラウンが判定勝ちを収めた。

 この日一番のインパクトを残したのは朝倉未来。朝倉は昨年8月に矢地祐介にKO勝ちしたルイス・グスタボと壮絶な殴り合いを展開したうえで、3-0の判定で勝利を収めた。

 真っ向打ち合った2人だったが、2、3Rと朝倉がテイクダウンを奪い上のポジションを奪う場面が目立ち、ジャッジ3者とも朝倉を支持した。

 朝倉はもともと66~68kgで戦っていたのだが、ライト級GP開催にあたって、階級を上げての参戦が期待されている。

 しかし朝倉は試合後の会見でライト級GPについて問われると「まだ分かんないっすね。ベラトールがフェザー級のトーナメントをやるみたいなんで、世界に挑戦もしたい。ぶっちゃけ、ライト級にスター選手がいないんで、俺を中心に68kgとかのトーナメントに代えてもらいたい」と答えた。

「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)
◆第12試合 「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」RIZIN MMAルール(93.0kg)5分3R ※ヒジあり
●キング・モー(アメリカン・トップチーム)(3R3分2秒、KO)イリー・プロハースカ(チェコ共和国/Jetsaam Gym Brno)〇

◆第11試合 RIZIN キックボクシング ルール:3分 3R(59.0kg)
〇那須川天心(ARGET/Cygames)(3R1分24秒、TKO=レフェリーストップ)フリッツ・ビアグタン(フィリピン/Biagtan Martial Arts)●

◆第10試合 RIZIN MMAルール(60.0kg)5分3R ※ヒジあり
〇堀口恭司(アメリカン・トップチーム)(1R2分53秒、KO)ベン・ウィン(アメリカ/INTEGRATED MMA)●

◆第9試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R
●北岡悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)(2R3分56秒、TKO)ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)〇

◆第8試合 RIZIN MMAルール(93.0kg):5分3R ※肘あり
〇カール・アルブレックソン(スウェーデン/PANCRAE GYM WEDEN)(判定3-0)クリスティアーノ・フロリッチ(ブラジル出身/EVOLUCAO THAI)●

◆第7試合 RIZIN女子MMAルール (51.0kg):5分3 R ※肘あり
〇RENA(シーザージム)(判定3-0)サマンサ・ジャン=フランソワ(フランス/FURACAO)●

◆第6試合 RIZIN MMAルール(68.0kg)5分3R
〇朝倉未来(トライフォース赤坂)(判定3-0)ルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)●

◆第5試合 RIZIN女子MMAルール (57.0kg):5分3 R ※肘あり
〇渡辺華奈(FIGHTER’FLOW)(判定3-0)ヤスティナ・ハバ(ポーランド/partakus Rzeszow)●

◆第4試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R ※ヒジあり
〇ダミアン・ブラウン(オーストラリア/THE GARAGE / TEAM COMPTON)(判定3-0)武田光司(BRAVE)●

◆第3試合 RIZIN MMAルール(58.0kg)5分3R ※ヒジあり
〇マネル・ケイプ(アンゴラ/AKA Thailand)(2R3分59秒、TKO)伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)●

◆第2試合 RIZIN女子MMAルール (57.0kg):5分3 R ※肘あり
〇村田夏南子(フリー)(2R2分12秒、肩固め)サライ・オロスコ(メキシコ/LEGION MMA) ●

◆第1試合 RIZIN キックボクシング ルール:3分 3R(61.0kg)
●大雅(TRY HARD GYM)(2R2分34秒、TKO)タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/Champions Factory)〇
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