海人が不可思を破ったコリンズに判定負け【4・27 SB】
(撮影・小林郁人)
シーザー会長「ちょっとパワー不足。ウィークポイントが見えた」
4Rに入るといきなり大きな声を出したコリンズ。気合を入れるというよりは「乗ってきた」という感じで、強烈な左右のミドルを繰り出していく。やや押され気味の海人は終盤、キックとパンチのコンビネーションを見せるが、勝機をつかむには至らない。
5Rになるとコリンズのパワフルな攻撃が海人を襲う。海人をコーナーに詰めるとパンチの連打にヒジで追い込んでいく。海人はそのピンチをしのぐと左ボディー、右ストレートと打ち返すが、コリンズはプレッシャーをかけどんどん前に出てはパンチを放っていく。最後までコリンズが優勢に試合を運んだまま、試合終了のゴング。ジャッジ3者ともコリンズを支持した。
海人はザカリア・ゾウガリー、チャムアトーン・ファイタームエタイへのリベンジを果たす前に痛い星を落としてしまった。
試合後コリンズは「1、2Rは相手の動きを見ていた。3Rから仕掛けた。まずは彼の心を折るということを意識しながら仕掛けた。4、5Rはかなりプレッシャーをかけていった」などと試合を振り返った。海人については「海人はダントツにテクニックが素晴らしい。(海人の右の攻撃については)実際に受けてみてパワーは感じなかったが、スピードはすごくあった。あとは目が良かったので自分の右もスリッピングしてかわされていた」などと話した。
今後もSBへの継続参戦が期待されるが「もちろん。ファイトマネーが良ければぜひ(笑)。今自分は成長段階にあるし、プロとしてもどんどん上に上がっていくところ。自分に声をかけてくれる団体であれば、SBもそうだしムエタイのルールでもK-1のルールでも、どこの団体でも参戦する」などと話した。
また日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「前に出てこられると圧迫されて何もできないという海人のウィークポイントが見えた。負けることによって自分のマイナスの部分が見える。彼はまだ若いし、これからもっと成長すると思う。もうちょっと体力をつけないといけない。ちょっとパワー不足かな。コリンズのようにパワーのある選手にガンガン来られると後手に回ってしまう」などと話した。
4Rに入るといきなり大きな声を出したコリンズ。気合を入れるというよりは「乗ってきた」という感じで、強烈な左右のミドルを繰り出していく。やや押され気味の海人は終盤、キックとパンチのコンビネーションを見せるが、勝機をつかむには至らない。
5Rになるとコリンズのパワフルな攻撃が海人を襲う。海人をコーナーに詰めるとパンチの連打にヒジで追い込んでいく。海人はそのピンチをしのぐと左ボディー、右ストレートと打ち返すが、コリンズはプレッシャーをかけどんどん前に出てはパンチを放っていく。最後までコリンズが優勢に試合を運んだまま、試合終了のゴング。ジャッジ3者ともコリンズを支持した。
海人はザカリア・ゾウガリー、チャムアトーン・ファイタームエタイへのリベンジを果たす前に痛い星を落としてしまった。
試合後コリンズは「1、2Rは相手の動きを見ていた。3Rから仕掛けた。まずは彼の心を折るということを意識しながら仕掛けた。4、5Rはかなりプレッシャーをかけていった」などと試合を振り返った。海人については「海人はダントツにテクニックが素晴らしい。(海人の右の攻撃については)実際に受けてみてパワーは感じなかったが、スピードはすごくあった。あとは目が良かったので自分の右もスリッピングしてかわされていた」などと話した。
今後もSBへの継続参戦が期待されるが「もちろん。ファイトマネーが良ければぜひ(笑)。今自分は成長段階にあるし、プロとしてもどんどん上に上がっていくところ。自分に声をかけてくれる団体であれば、SBもそうだしムエタイのルールでもK-1のルールでも、どこの団体でも参戦する」などと話した。
また日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「前に出てこられると圧迫されて何もできないという海人のウィークポイントが見えた。負けることによって自分のマイナスの部分が見える。彼はまだ若いし、これからもっと成長すると思う。もうちょっと体力をつけないといけない。ちょっとパワー不足かな。コリンズのようにパワーのある選手にガンガン来られると後手に回ってしまう」などと話した。
「SHOOT BOXING 2019 act.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)
◆第11試合 66.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
●海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、SB日本スーパーライト級王者)(判定0-3=48-50、48-49、48-50)チャド・コリンズ(オーストラリア/SITSONGPEENONG PHUKET/WKA豪州スーパーライト級王者、WBCムエタイ・クイーンズランド州スーパーライト級王者) ◯
◆第10試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 大将戦 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
◯西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)●
◆第9試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 副将戦 55.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1 ルール世界バンタム級王者)◯
◆第8試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 次鋒戦 58.0kg エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
◯笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)●
◆第7試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級1位)(判定0-2=29-29、29-30、28-30)UMA(K&K BOXING CLUB/S-cup2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)◯
◆第6試合 SB日本女子ミニマム級(48.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級)●
◆第5試合 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
◯宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級王者)(1R終了時点TKO=ドクターストップ)喜入衆(NEXT LEVEL渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者、初代MuayThaiOpenウェルター級王者)●
◆第4試合 SB日本ライト級(62.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級1位/元SB日本スーパーフェザー級王者) (3R判定3-0=29-28、29-28、30-27)マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者)●
◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級1位)(判定3-0=30-27、30-26、30-26)イェジン・ハン(韓国/TEAM MAXFC/Masan Team Star)●
◆第2試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)(1R1分19秒、KO)手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM 坂戸/SB日本フェザー級4位)●
◆第1試合 68.0㎏契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
◯村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級)(2R1分、KO=スリーパーホールド)SHINGO(LEO GYM/SB日本ウェルター級)●
◆第11試合 66.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
●海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、SB日本スーパーライト級王者)(判定0-3=48-50、48-49、48-50)チャド・コリンズ(オーストラリア/SITSONGPEENONG PHUKET/WKA豪州スーパーライト級王者、WBCムエタイ・クイーンズランド州スーパーライト級王者) ◯
◆第10試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 大将戦 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
◯西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)●
◆第9試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 副将戦 55.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1 ルール世界バンタム級王者)◯
◆第8試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 次鋒戦 58.0kg エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
◯笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)●
◆第7試合 SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦 先鋒戦 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級1位)(判定0-2=29-29、29-30、28-30)UMA(K&K BOXING CLUB/S-cup2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)◯
◆第6試合 SB日本女子ミニマム級(48.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級)●
◆第5試合 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
◯宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級王者)(1R終了時点TKO=ドクターストップ)喜入衆(NEXT LEVEL渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者、初代MuayThaiOpenウェルター級王者)●
◆第4試合 SB日本ライト級(62.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級1位/元SB日本スーパーフェザー級王者) (3R判定3-0=29-28、29-28、30-27)マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者)●
◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級1位)(判定3-0=30-27、30-26、30-26)イェジン・ハン(韓国/TEAM MAXFC/Masan Team Star)●
◆第2試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)(1R1分19秒、KO)手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM 坂戸/SB日本フェザー級4位)●
◆第1試合 68.0㎏契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
◯村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級)(2R1分、KO=スリーパーホールド)SHINGO(LEO GYM/SB日本ウェルター級)●