THE RAMPAGE長谷川と後藤がトーク、靴は「観る」それとも「履く」?【The best Kicks by R×K Project】



――2人とも、コレクターというよりは、履く派?

長谷川:僕は“靴は見る”派ですね。僕の靴が好きになったきっかけはダンスで、もうダンスは10年ぐらいやってるんですけど、ダンスってファッションを含めてみたいなところもあって、ダンスをやっている友達や先輩たちを見ているなかで、ナイキ、ジョーダンを知って、どっぷりハマって。高校生まではジョーダンのナンバーのものを集めてコレクションしてました。高校を卒業してからは、その反動か、ローテクのVansばかりみたいな。スニーカーって、ファッションと同じで何周もするんですよ。ナイキが来て、アディダスが来て、というブランドのサイクルがある。その上、自分のファッションの好みも変わってくるので、いろいろ入れ替わっていくんですよね。

後藤:僕は完全に履く派ですね。それに僕が靴が好きになったのは、THE RAMPAGEに入ってからなので、遅咲きなんですよ……。

長谷川:そうだね。グイーンって急加速したよね(笑)。

後藤:もともと靴にこだわりがなかったのもあって、何が良くて何が悪いか分からなかったんです。THE RAMPAGEに入ってメンバー16人もいると、いろんなファッションをしている人がいるわけで。そこから、どこかでスイッチが入って、勉強を始めるようになったんです。

――研究する、調べるっていうのは、後藤さんらしいですね。

後藤:ヒップホップには「ディグ(掘る)」っていうのがあって、それが一番最初にあるってぐらい重要な項目なんです。何を言っているのか調べたり、その人を調べたり、ディグる。それを靴でもした感じです。誰と誰がコラボしてっていうのなら、その人を調べたり。そうやってディグっていくと広がっていきますね。そういう広げ方は、この2人はやっていいます。