趣味合わないカップルに聞く【相手の“不思議”受け入れ法】
CASE.3「ギャンブルはレジャーと言い張る夫」
鈴木博子さん(仮名)のご夫婦は旦那さんがギャンブル大好きで奥さんは大嫌いというカップル。
――旦那さんが結婚前からギャンブルが好きというのは知っていました?
知っていたんですが、まさかここまでとは思っていませんでした。
――どこかからお金を借りてまでとか?
基本的にはそこそこ当たる人なので、その部分では今のところは問題ないんですけど…。その言い草が気に食わないというか(笑)。だいたい土日で2万円くらい使うわけです。となると月8万円ですよね。でもそこそこ当たるのでマイナスは多くて2万円くらい。それをならすと1日2000〜3000円くらいの負けになるんですが、となると旦那曰く“1日3000円でこれだけの時間楽しめるんだから競馬はレジャーだ”とか言うんですよ。でも実際のところ2万円くらい負けているわけじゃないですか。おまけに大勝ちする時もあるので、そうなるともうやめませんよね。でも、そんなこといつまで続くか分からないじゃないですか。それにこういう話になると、最後は“競馬はロマンだ”とか言って煙に巻こうとするんです。
――ではどうやって折り合いを?
取りあえずはお金を借りてまではしないということは約束してもらいました。そしてやるのは仕方ないとしても、旦那はインターネットで馬券を買っているのでその口座は私が管理をすることにしました。負けが込んでも口座にお金がなければ買えませんから。旦那が勝手に入金しないというこのルールは守ってくれているので、ここで折り合いをつけたという感じですね。
――世の中の同じようなカップルに何かアドバイスできることはありますか?
数字のマジックでこっちを納得させようとしたり、ロマンだとか言いだしたりするので、そこで丸め込まれないことですね。とりあえずやることは許したうえで対応策を練る、ということじゃないでしょうか。