瀧川英次『警視庁捜査資料管理室』シーズン2でも妄想&一人語りは止まらない!?

 昨秋、BSでの放送ながら大きな話題を呼んだドラマ『警視庁捜査資料管理室(仮)』(BSフジ)のセカンドシーズンである『警視庁捜査資料管理室』が現在放送中だ(毎週月曜)。1人の俳優が延々と1人で台詞をしゃべり続けるという異例のスタイルのこのドラマ、今回も主人公の明石幸男を演じるのはもちろんシーズン1に続き瀧川英次。その瀧川に今回のドラマ、そして最近の活動について話を聞いた。
瀧川英次(撮影・小林郁人)
 シーズン2の決定、そして放送も異様に早かった。

「めちゃくちゃ早かったです。シーズン1のオンエアが終わったのが12月10日で、4カ月後にシーズン2の放送が開始ですから1クールしか空いてない。撮影は2月にスタートして3月の頭にはアップしました」

 前回は膨大な台詞を入れるのに一苦労だったが、今回は?

「脚本が12月くらいから届き始めたので、12月後半くらいから台詞を入れ始めて、1月はほとんど台本覚えのためだけの月日を過ごし、現場に入りました。前回に比べて期間はめちゃくちゃ短いです」

 前作では仮設の部署という設定からタイトルに「(仮)」が入っていたが、シーズン2では晴れて正式な部署となり「(仮)」が取れ、明石にも2人の部下ができた。部下役は秋元才加と武野功雄。2人も頻繁に画面に現れるようになったのだが、明石の台詞の量は変わっていないのでは?

「減るんだろうと思ったんですが、実感としては増えていますね(笑)。途中で脚本家に“増えてない?”って確認したら、“気のせいです”って返事がきた。明らかにページ数の数字増えているので気のせいじゃないと思うんです(笑)」

 出演者が増えて、台詞も増えたのに放送時間は一緒。

「実はめちゃくちゃ贅沢な作り方をしているんです。みなさんが見ていないシーン、つまりカットしているシーンがたくさんありますから。他のドラマでもここまで激しくカットする現場はそうないと思います(笑)」

 では将来DVD化とかされた時にはそういったお蔵入りのシーンも見ることができそう?

「DVD化はしてほしいとは思いますが、その時に特典映像として付くかといえば付かないんじゃないかと思います。やはり編集後が一番面白くなっているので」
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