トライアスロン女子・高橋、自己ベストで東京五輪へ弾み
チームメートのテイラー・スパイビー(アメリカ)と抱き合う高橋。
良いペースを作ってくれた、海外のチームメート
今大会には、高橋の活動拠点であるアメリカ・サンディエゴの海外チームから7人が出場。良きライバルであり、仲間であるチームメートの存在は大きかったという。「ランのとき、チームメートのテイラー・スパイビー選手が、「ついておいで」と言って良いペースを作ってくれた。テイラー選手のおかげで、良いプランを組み立てられた」とコメント。チームメートとの絆に支えられ、掴んだ自己ベストでもあったようだ。
次のレースは、8月にお台場海浜公園で開催される「ITU オリンピッククオリフィケーションイベント」。東京2020大会の本番を想定したテストレースで、いわば前哨戦となる闘いだ。高橋は、「お台場も似たような展開になるんじゃないか」と予想する。課題とする最後のランは、「後半のひと押しまだ足りない。表彰台には、まだまだ差があると思っているので、ここで満足せずに、さらに上を目指したい」と意気込んだ。