木村ミノルが近藤魁成に逆転KO勝ちで初防衛【5・18 KRUSH】

最後は左ボディーに崩れた近藤(右)(撮影・永井幸輝)
K-1両国大会への参戦を勝手に発表

 木村は試合後のリングで「防衛できたことより、彼が強くて自信になりました。勉強になりました。彼のことが改めて好きになりました。彼の成長も見守っていきたいと思います。またどっかで試合ができたらいいなと思います。近藤選手、最高のファイターなんで一緒にチャンピオン目指してやっていきましょう」などと近藤を称えた。そして「もっともっと試合をしていきたいので、K-1両国国技館大会も出ます」と6月のK-1両国大会への出場を勝手に発表した。

 試合後の会見では「近藤選手は強い。ウェルター級でもちゃんとトップのほうに入っている選手だなって感じた。ほかの日本人みたいに簡単じゃなかった。あんないいヒザを食らうと思わなかった」などと改めて近藤を称えた。そして「意地を出して勝ったっていう意味では、僕の今までの弱々しいスタイルから抜け出す一歩のきっかけになったかなと思う。今日はいろんなチャレンジをして、それでいいところも悪いところも分かったので。今日は近藤選手に感謝ですね」などと自らのファイトを振り返った。
勝利をアピールする木村(撮影・永井幸輝)
「K-1 KRUSH FIGHT.101」(5月18日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R
◯MOE(若獅子会館)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)豊嶋里美(TEAM OJ)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級/3分3R>
●内田晶(チーム・タイガーホーク/拳聖空手)(判定0-2=28-29、29-29、29-30)晃弘(K-1 GYM横浜infinity)◯

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R
●安田学登(K-1ジム蒲田チームキングス)(2R2分44秒、KO)中島千博(POWER OF DREAM)◯

◆第1試合/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
●倉崎昌史(GET OVER)(判定0-2=29-30、29-29、29-30)森坂陸(エスジム)◯

◆第2試合/K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯明戸仁志(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)(判定延長3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦1-1=29-28、29-30、29-29)林将多(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)●

◆第3試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯朝久泰央(朝久道場)(判定3-0=30-28、30-29、30-29)山本直樹(優弥道場)●

◆第4試合/初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)(判定3-0=29-28、30-28、30-27)植村直弥(WSRフェアテックス幕張)●

◆第5試合/初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)(2R1分24秒、KO)杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第6試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=27-30、27-30、26-30)友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)◯

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦/3分3R・延長1R
●C-ZUKA(T-GYM)(3R1分34秒、KO)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)◯

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯王者・木村“フィリップ”ミノル(K-1ジム五反田チームキングス)(2R1分43秒、KO)挑戦者・近藤魁成(大成会館)●
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