6月の東京は楽しい|ビール、音楽フェス、味覚、楽しいイベント７選

東京の摩天楼を眺めながらのバーベキュー「京王BBQガーデン」

　屋外でお肉や野菜を豪快に焼いて食べるバーベキューは、幅広い世代で楽しめるレジャーですが、自宅・近隣で行うには難しく、キャンプ場など、遠出をしなくてはならないのが現状です。ところが東京副都心・新宿に、バーベキューが堪能できるスポットが登場。新宿駅から徒歩1分。京王百貨店の屋上に設けられた会場からの眺めは格別で、夜は高層ビル群の夜景も楽しめます。料金には、バーベキューに必要な機材からゴミ処理まで含まれているため、とても便利。食材・ドリンクは持ち込み可。お店に予約しておけば、なんと手ぶらでバーベキューが堪能できます。
　なお京王百貨店では、聖蹟桜ヶ丘店屋上（聖蹟桜ヶ丘駅上）でも同様のサービスを展開。多摩丘陵の夜景を眺めながらのバーベキューが好評です。こちらは屋根付きなので雨の心配がなく、天候を気にせず予約を入れられます。また、聖蹟桜ヶ丘店は京王ストアが隣接しているので、食材が足りなくなったら気軽に調達可能。梅雨時期に関係なく、バーベキューを心ゆくまで楽しめるおすすめスポットです。

・京王BBQガーデン　※期間限定・ビアガーデン同時営業：5月30日（木）～8月31日（土）
【営業時間】1部：11〜14時　2部：15〜18時
【料金】大人（中学生以上）2160円　小学生：1080円（幼児無料）※利用は2名から、利用料金は１人１部あたり
【URL】事前予約制：http://digiq.jp/keio/（24時間受付）

・デジキューBBQテラス　京王聖蹟桜ヶ丘店　2019年3月23日（土）～2019年11月24日（日）※荒天時中止
【営業時間】1部：11～14時（平日12～16時）、 2部：15～18時（平日18～22時）、 3部：19～22時
【料金】食材持込プラン：大人1500円、子供750円／。ソファ席は大人1700円、子供850円　※１人１部あたり
【URL】https://digiq.jp/keio-sc

勇壮な中神輿に漁師町だった時代がよみがえる、品川神社例大祭

　文治3年（1187年）に源頼朝が安房国の洲崎明神を勧請したことが始まりだといわれる品川神社では、毎年６月上旬、北の天王祭と呼ばれる品川神社例大祭が催されます。この時、徳川家康が関が原の戦いにおいて、勝利を祈願して奉納したという「太々神楽」をはじめ、さまざまな神事が行われますが、最大の見どころは祭りの最後を飾る中神輿の「宮入り」。本神社の神輿は担ぎ手が前を向いて進む「江戸前担ぎ」とは違い、左右の担ぎ手が向かい合う「城南担ぎ（城南前とも）」という珍しい形をとっています。神輿の左脇には、締め太鼓が括り付けられ、篠笛と共に「品川拍子」を演奏。この調子に合わせ、横歩きかつ肩の強さを競うような担ぎ方をするため、神輿は左右に激しく揺れ動きます。その勇壮な様子は、品川が漁師町であり、海の男が担いだ名残りだとか。1トンを超える神輿が左右に大きく揺れながら、神社へと続く53段の急階段をのぼってゆく様は、まさに圧巻のひとこと。階段の左右には見物客があふれ、また旧東海道品川宿には100軒以上の露店がでるなど、江戸の息吹を感じることができる祭りです。

品川神社　https://shinagawa-kanko.or.jp/spot/shinagawajinja/

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019

　米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。1999年にスタートした映画祭で、別所哲也が代表を務めています。昨年は、130以上の国とエリアから約10000本の応募があり、その中から選ばれた約250作品を、表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿を中心に都内の各施設で上映しました。
　2019年は、「地球を救え！部門」「CGアニメーション部門」「Cinematic Tokyo部門」「Branded Shorts」「ノンフィクション部門（supported by ヤフー株式会社）」「U-25プロジェクト」「ブックショートアワード」「観光映像大賞」「キテミル川越ショートフィルム大賞」の９部門。「Cinematic Attitude」をメインテーマに、120を越える国と地域から約10000本の応募があり、厳正なる審査で選ばれた約200作品が都内複数の会場にて無料上映されます。フェスティバルアンバサダーは映画コメンテーターのLiLiCo氏、Ladies for Cinema Project　プロジェクト・プレゼンターは木村佳乃氏。東京全体が映画館になる約２週間。様ざまな国の作品を楽しみ、新たな才能を発見できるフェスティバルです。

ショートショートフィルムフェスティバル：https://www.shortshorts.org/

日本最大級のビアガーデン、ヒビヤガーデン

　毎年、夏と秋、東京・日比谷公園に出現する日本最大級のビアガーデン。今年も「外ビールが、気持ちイイ！」をテーマに、「上質なビール」「特別な空間」「プレミアムなパフォーマンス」という、既存のフードイベントとはひと味違う時間が体験できます。ドリンクは本場ドイツをはじめ、ベルギー、チェコ、イギリス、フランス、アメリカ、アジア各国、そして日本のクラフトビールと多種多様なビールやお酒がずらり。バンド演奏ほか、様ざまなパフォーマンスが行われる予定ですから、お酒が苦手な人も、美味しい料理とステージが堪能できます。
　なお、最寄り駅は日比谷駅、内幸町駅、霞ヶ関駅、有楽町駅で、どこを利用しても徒歩10分圏内。アクセス便利で、買い物や会社帰りに気軽に立ち寄れるのも魅力です。


【開催期間】1st／6月7日（金）～16日（日）、2nd／8月30日（金）～9月8日（日）
【営業時間】平日／16～22時、土日11～22時　※ともにL.O. は21時30分
【会場】日比谷公園　噴水広場
【料金】入場料無料、飲食は有料
【URL】ヒビヤガーデン：http://hibeer.jp/

全国から自慢の逸品が集結！　大江戸和宴　そばと日本酒の博覧会

　全国のそば処、酒処から腕に自慢の逸品が集結する、日本最大級のそば＆日本酒イベント「大江戸和宴そばと日本酒の博覧会」。例年約15万人が訪れ、日本３大そばと称される、わんこそば（岩手県）、出雲そば（島根県）、戸隠そば（長野県）をはじめ、信州そば（長野県）、越前そば（福井県）、日光そば（栃木県）、板そば（山形県）、へぎそば（新潟県）など、職人がその場で提供する絶品そば（１杯７00円）を堪能できるのが魅力です。なお、日本酒は全国各地100銘柄が一堂に集結。ぐい呑みを片手に１杯300～500円で味比べできます。銘酒はもちろん、女性の方にも飲みやすい日本酒の果実酒、出荷量の少ない希少銘柄も販売。酒とそば、日本を代表する食文化をたっぷり楽しめます。

【日時】2019年6月12日（水）～16日（日）
12・13日11～20時、14日11～21時、15日10～21時、16日10～18時　※雨天決行、荒天中止
【会場】代々木公園イベント広場
【料金】入場料無料　飲食は有料
【URL】https://www.oedo-waen.com/

台湾フェスティバル TOKYO 2019

　台湾との食文化交流イベントとして開催されるフェスティバル。期間中は、台湾の特産品であるライチやマンゴーといったトロピカルフルーツをはじめ、本場の台湾料理が振る舞われます。また、日台の音楽や舞踊を披露するステージショーや台湾ビアガーデンなどの催しも予定されていますが、中でも目玉は「台湾ライチ種飛ばし選手権」。参加部門はメンズクラス、レディースクラス、ジュニアクラスの３クラス。それぞれのクラスの優勝者には黒葉ライチ６キロ＆副賞、開催2日間での総合優勝者（１名）には、台湾往復航空券が贈られる予定です。昨年の総合優勝記録は18m27cm、レディースの１位は15m08cm、ジュニアは5m83cm。事前の予約は必要なく、当日に参加できるので、我こそはと思う人はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

【日時】2019年6月20日（木）～23日（日）10～21時（最終日19時まで）
【会場】上野恩賜公園　噴水広場
【URL】https://taiwanfes.org/

福生ほたる祭り

　かつて初夏の河川には、たくさんのホタルが群れ飛んでいました。しかし、都市化が進むとともに、ホタルの数は年々減り続け、特に都内ではほとんど姿を見ることはなくなっています。自然保護の立場からホタルの棲息を保護する施設として、昭和48年（1973年）に設置されたのが、福生市にある「ほたる公園」です。 ここでは毎年、福生の初夏の風物詩である「福生ほたる祭り」が行われています。会場では、地元の方々が育てた「ゲンジボタル」が飛び交う幻想的な光景を堪能することができます。また、会場周辺では模擬店が数多く並び、特設ステージでは吹奏楽、和太鼓、和楽器、ダンス、演芸、お囃子といった催し物も披露されます。失われつつある日本の原風景を体感してみてはいかがでしょう。

【URL】http://www.fussakanko.jp/pa0206.html