「その体験、お持ち帰りください」渋谷で新しい土産を作る社会実験 長谷部区長らがランニング
長谷部区長は「渋谷の真ん中でランニングコミュニティが生まれてくるというのは面白い試みだと思いました。走れる環境があるから人が集まるのか、人が集まるから環境できるのかというのは難しい問題ではありますが、まずはやってみたいという人たちがいることが非常に大切。やってみたいなという人たちが活躍できる、実験できる場があればいいなと渋谷区としても思っています。この街でチャレンジできる、そういうことを応援していきたい」と、あいさつした。
イベントでは、長谷部区長も加わって、ランニングやSHIBUYA MIYAGE LAB、官民連携での持続可能な街づくりについて、トークセッションも行われた。「渋谷区にはまだまだ可能性があると思っています。行政のリソースというのはたくさんあって、場所もそうだし、住んでいる人、働いている人もそう。好きで遊びに来る人も含めて、いろんな人の可能性を創造していくことで課題が解決できることもあると思います。課題を解決するのが仕事だからそちらを向いてしまいますが、可能性を作っていくことで解決できる課題がある。その両方を見ていきたい」と、話した。
今回行われる実験には、スポーツと教育の2つのテーマがある。スポーツは「渋谷をランニングコースに見立てたら?」とし、渋谷をランニングで楽しもうというもの。期間中、6、8、13、15日には朝の渋谷を約5キロ走るランニングイベントが行われる。イベントに参加せずとも、期間中にコースをランニングすると、Tシャツやスキンケアグッズ、ドリンクなどのお土産がプレゼントされる。SHIBUYA MIYAGE RUNコースは、ランニングコースを紹介するアプリ「Runtrip」で確認できる。
10日からスタートする教育は、渋谷の新しさを発見しながら、社会人としての学びや気づきが得られるという企画だという。
どちらも期間は16日まで。
「SHIBUYA MIYAGE LAB」は、一般社団法人渋谷未来デザインとJAPAN CMO CLUBによる試み。