「2人に喜んでもらえそうな提案があります」【The best Kicks by R×K Project】
それは、なんとも気になる展開ですが、「まずは、2人に知らせてからと思っています」と笹尾さん。……それは、そうですよね。
では、本社からの素敵な提案は、どのように出てきたものなのですか?
「超近未来ということだったり、2人の希望を伝えたんです。そうしたら、こういうアイデアはどうかと。それがですね……」
もしかしたら、長谷川と後藤、真剣そのものの2人の「こうしたい!」が本社を刺激したってことなのかもしれない!?
「2人にお会いして、本当に靴が好きなことが伝わってきましたよね。2回目にお会いしたときには、スマホで画像をいっぱい見せてくれて、こんなことはできますかとか、パーツの名前も詳しかったりして。すごい調べていらっしゃっていて。最近の若者がいうディグ、掘るっていうんですか? ああいう姿を見ていると、彼らが“こうしたい”ということをできるかぎり実現したいと思わずにはいられないです」
かつてアイビールックに染まった大人たちを中心に根強い支持を集めるK·SWISSだが、最近では人気スニーカーショップの店頭で最新スタイルのK·SWISSへの注目が集まり、話題になっているという。さらに、このコラボレーションによって、K·SWISSのインスタグラムなどSNSのフォロワー数もぐっと増えているという。それも追い風になって、笹尾さんは「まだ始まったところではありますが、K·SWISSブランドとして手応えを感じています」。
このプロジェクトは長谷川と後藤が考える究極のオリジナルシューズを作るというものだが、「今後進めていくうちに新しい展開もあるかもしれませんね」と、笹尾さん。
次回は完成したデザイン画を持って、2人の元へ。本社からの素敵な提案についても明らかに! 提案に対しての長谷川と後藤の反応はいかに。このプロジェクトがどんなふうに進んでいくかは、乞うご期待。