メイウェザーが改めて日本でのカジノビジネスに本腰

この日の会見の司会を務めた谷川氏
10月か12月に「誰もが知っている選手」とエキシビションマッチの可能性

 また谷川氏は「メイウェザーより大きい選手とやったほうがいい」とも漏らしており、この谷川氏の提案が受け入れられているならば、メイウェザーの相手は自ずと絞られてくる。そのエキシビションマッチは今年の10月か12月にTMT JAPANの大会かRIZINで行われる可能性があるという。

 谷川氏はRIZINの榊原信行CEOから「大晦日に面白いことをやろう」という相談を受けた時に、メイウェザーvs天心戦をすることになったことがきっかけでこの日の会見の手伝いをしているとのことでTMTと一緒にやっていくわけではないという。

 一方で大柴氏は「榊原さん、谷川さんと協力のもと新しい格闘技ビジネスも展開し進行していきたい」とも話した。

 この日の会見は13時30分に開始の予定だったのだが、メイウェザーが会見場に現れたのは15時。宮本武蔵をほうふつとさせる行動は谷川氏がプロデューサーを務める「巌流島」にぴったりなのだが、メイウェザーが巌流島でエキシビションマッチを行うことについては谷川氏は否定した。
 
 メイウェザーの今回の遅刻の理由は「時差ボケ」とのこと。日本で本格的にビジネスを展開するにあたっては約13時間のフライトは「合理的ではない」として「日本に家を持ちたい」と日本での居住を計画していることを明かした。