ライト級王者・林健太が凱旋試合でトルコの「若き天才」と対戦【8・24 K-1大阪】

会見では王者の貫禄を感じさせた林
相手のコメントに「18歳なら百歩譲って、健太君か健太さんじゃないと」

 対戦相手のデニス・デミルカブはトルコの18歳。プロ戦績こそ8戦しかないが、アマチュアと合わせると70戦以上のキャリアを誇る「若き天才」といわれる強敵だ。

 林はデニムについて、そのコメント中に林のことを「健太」と呼び捨てにしていたことに触れ、「18歳なら百歩譲って、健太君か健太さんじゃないと」と突っ込み、「映像を見てないので何とも言えないが、ちゃんと健太君か健太さんと呼ばせられるようにボコボコにしてやろうと思う」「名前も聞いたことがない相手。こんな奴に負けたら功也君に申し訳がない。しっかりKOで倒したい」などと話した。

 そして「ゴンナパーにリベンジしなければというのはある。僕自身、いつまでもあの右フックで瞬殺された映像を使ってほしくないので、そろそろリベンジしたい」と今後についてはゴンナパーへのリベンジを挙げた。

 また林は兵庫出身で兄・将多と弟・勇汰と兄弟3人揃っての大阪大会出場を目指しているのだが「3兄弟で大阪大会に出たいと言い出したのはお兄ちゃん。“それを目指して頑張るわ”と言って5月に復帰したんですが、しょっぱなでこけやがったんで余り偉そうなことは言えない(笑)。でも7月にK-1 KRUSHで試合を組んでいただけたので、“しっかり挽回してくれよ、お兄ちゃん”という感じ。弟は6月のK-1両国大会に出るのでしっかりといい勝ち方をしてもらって、お兄ちゃんにももう1回いただけたチャンスを無駄にせず、しっかりといい勝ち方をしてもらって、3人で大阪大会に出たいという気持ちはいっぱいある」という。果たして大阪大会で林3兄弟の揃い踏みは実現するのだろうか…。