コシノジュンコ、8月に浜離宮で芸術祭「浴衣を着て来て!」

 8月に開催される「浜離宮大江戸文化芸術祭 2019」(8月23~25日)の記者発表が、24日、都内で行われた。

 浜離宮恩賜庭園を舞台に、和太鼓と現代音楽が融合した演奏などと、ゆかたをキーコンテンツとした「ゆかた祭り」、ライトアップ、剣道や華道、茶道などのパフォーマンスなど、さまざまな「道」に触れることができる文化の祭典になるという。

 記者発表には、総合プロデューサーを務めるデザイナーのコシノジュンコ、宮田亮平文化庁長官らが出席した。
 2人のコメントは以下の通り。
 
■コシノジュンコ
江戸時代は日本人にとって最高の遊びを考えた時代で、その心は今も残っていると思います。
ただその体験を味わうだけでなく、皆で一つになって楽しみたいと、本企画を考えました。
私は夏こそ浴衣だと思っています。
海外の方々は、やっぱり着物にあこがれています。
着物は浴衣に比べてすぐ着用でき、ハイヒールやアクセサリーと組み合わせ楽しめるので、
それを着ていく場所が欲しいと思いました。
皆様、是非、浴衣を着て来てください!
海外の方にも楽しんでいただける、昼も夜も楽しめるイベントにしていきたいと思っています。

■ 宮田亮平文化庁長官
浴衣は日本人の心。
コシノさんは新規性や大胆さを持ちつつ、
日本の伝統美をうまく取り入れてくれるので、本イベントに期待しています。
日本のことを一番知らないのは実は日本人だと思います。是非、日本を誇ってほしい。
また、2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創生事業「イノベーション方プロジェクト」の助成事業には
12件が選ばれたましたが、その中でも本イベントはトップで通ったプロジェクトです。
日本の素晴らしさをコシノさんに大きくプロデュース頂き、おっという驚きの有る、
面白いイベントにしたいと思っています。