アスカ&カイリがタッグ王者アイコニックスに2連勝【6・29 WWE】

連夜に渡りカイリのインセインエルボーが炸裂(撮影・小林郁人)
勝ち名乗りを受けるアスカ(左)とカイリ(撮影・小林郁人)
再戦もアスカロックでカブキ・ウォリアーズが勝利

 アイコニックスはこの日も得意の“お喋り”をしながら登場。ロウ女子王座戦での乱入もあったことから会場のファンはブーイングで迎える。

 試合は前日に続き、タッグのキャリアで勝るアイコニックスが連係プレーを駆使し優勢に進める。ローンバトルの続いたカイリだったが、アイコニックスの攻撃をしのぎアスカにタッチすると前日同様、アスカが躍動。1人で2人を蹴散らしていく。

 しかし王者として2日続けて同じ相手に負けるわけにはいかないアイコニックスはブーイングに乗じるように、この日もダーティーファイトを展開。一進一退の攻防が続くが、最後はカイリがアイコニックスの2人をスピアーの連発でダウンさせると2人をコーナー下に並べ、インセインエルボーを狙う。試合の権利があったペイトンがエスケープすると、カイリはビリーにインセインエルボーを炸裂。食らったビリーが場外にエスケープすると孤立したペイトンにアスカが飛びつきのアスカロックをがっちり。ペイトンはたまらずタップし、カブキ・ウォリアーズが現女子タッグ王者に2連勝した。前日の試合は「勝てば王座に挑戦」という条件で行われており、今後、アメリカでタイトルマッチが行われる予定なのだが、カブキ・ウォリアーズが圧倒的に有利な立場となった。
「WWE Live Tokyo」(6月29日、東京・両国国技館)
◆第1試合「ロウ女子選手権トリプルスレットマッチ」(時間無制限1本勝負)
<王者>○ベッキー・リンチ(12分54秒、片エビ固め)アレクス・ブリス●<挑戦者>
※ダイビング・レッグドロップ。第15代王者が防衛に成功。もう1人の挑戦者はアスカ

◆第2試合 時間無制限1本勝負
○ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン(3分47秒、片エビ固め)ザック・ライダー&カート・ホーキンス●
※マジックキラー

◆第3試合「ロウタッグ選手権試合」(時間無制限1本勝負)
<王者組=ザ・リバイバル>ダッシュ・ワイルダー&○スコット・ドーソン(12分3秒、エビ固め)ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン●<挑戦者組>
※ロープに脚をかけて押さえ込む。第74代王者組が防衛に成功

◆第4試合 時間無制限1本勝負
トリプルH&○中邑真輔(18分48秒、体固め)ロバート・ルード●&サモア・ジョー
※キンシャサ

◆第5試合 時間無制限1本勝負
<カブキ・ウォリアーズ>○アスカ&カイリ・セイン(9分24秒、アスカロック)ビリー・ケイ●&ペイトン・ロイス<ザ・アイコニックス>

◆第6試合「US選手権試合」(時間無制限1本勝負)
<王者>○リコシェ(17分25秒、スワンダイブ式ドラゴンラナ)セザーロ●<挑戦者>
※第64代王者が防衛に成功

◆第7試合 時間無制限1本勝負
○セス・ロリンズ&ブラウン・ストローマン&AJスタイルズ(18分49秒、片エビ固め)バロン・コービン●&ドリュー・マッキンタイア&ボビー・ラシュリー
※カーブストンプ
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