トーナメント圧勝の武居「最低でも2階級制覇はしたい」【6・30 K-1】

いつもの笑顔が戻っていた武居
全試合KOも会長の採点は「20点」

 圧倒的な結果にまたぞろ階級アップの話も出たのだが武居自身は「階級を上げるのも面白そうだが、後輩の江川もいるしどうしようかなって。それは会長と相談したい。でも自分の体格や体重的には今のスーパー・バンタム級がベスト。フェザー級だと小さい。でも挑戦という意味ではフェザー級に上げるのもいいのかなと思う」とのこと。

 しかし試合後のマイクで上げた「格闘技界を引っ張る2人の選手」に知名度でも追いつくためには2階級、3階級といった複数階級を制覇していくことも必要。後輩思いの武居としてはK-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者の江川優生の動向を見ながらとなりそうなのだが、「そのうち上げるとは思う。最低でも2階級制覇はしたいと思う」とも話した。またその2人の選手については改めて「自分も格闘家なので、いつかは越さないといけないと思っている。今はそれだけ」と話すにとどめた。

 所属する「POWER OF DREAM」の古川会長は辛口の採点ですっかり有名なのだが、今回のトーナメントについても「20点」と超辛口だったそう。武居は「良くも悪くも気持ちが出すぎたのだダメだったのかなと思う。あと会長には“あんながちゃがちゃした試合だったらボクシングに転向しろ”と言われました」と苦笑いだった。
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