世界王者・佐藤将光がバンタム級トーナメント開催をアピール【7・15 修斗】

試合後のマイクでトーナメント開催をアピールした佐藤(撮影・上岸卓史)
「防衛戦ができない」とベルトの返上も示唆

 佐藤はこの日は昨年11月以来の修斗出場。今年5月には念願のONE Championshipに出場し、TKO勝ちを収め10月のONE参戦も決定している。しばらく修斗に出場することができないため試合後のリングで「しばらく防衛戦ができなくなるので、ベルトを持ったまま他団体挑戦がいいのかと悩むところがある。自分がランカーだったら“防衛しろよ”と思う。いったんどうなるか、ベルトを返上というわけじゃなく相談したいなと…。修斗の防衛戦のタイミングがあえばやりますし」などと悩める胸中を明かす。しかし返す刀で「いまバンタム級がすごく面白いんでトーナメントやりませんか? ワンデーで1日2試合か3試合やりたいです」と訴えた。

 この日は9月大会で環太平洋王者の岡田遼に安藤達也が挑戦することが発表され、第7試合では倉本一真が世界ランカーの平川智也を1R35秒で衝撃のKO。フライ級で戦っていた田丸匠と石井逸人の若手2人が階級を上げた初戦でそろって復活勝利を上げるなどバンタム級は人材が豊富なだけに実現すれば大きな話題を呼びそうだ。