男性23歳「仕事で必要なコミュニケーションを取るのが苦手です」【黒田勇樹のHP人生相談 110人目の2】

▼相談者さんに「やる」と言わせる策を巡らせてみました。



 例えば「歌が上手くなりたいです」とか「足が速くなりたいです」という相談が来たとして、僕は「読むだけで“歌が上手くなったり”“足が速くなったり”する回答」が出来ません。
せいぜい練習メニューを考えてあげて、あとは相手が実践してくれることを祈るのみなのです。

 今回の相談「コミュニケーションが出来ない」も同じで、実はコミュニケーション能力て「訓練」で向上させることが出来るんですが、ここから先は「相談者さんが実践してくれるかどうか」にかかってます。やらない理由は沢山思い浮かぶでしょう。

 特にここまでのやりとりをみると相談者さんは「最低限のコミュニケーションをとれば生きていける環境」にいたようなので“必死”になるのはかなり難しいと思います。
でもね!今予感している「コミュニケーション出来なければ人生が終わる」、それ、本当ですよ!

 現代はそれなりに弱者が生きていける社会が形成されていますが、災害や戦争が起きたらそんなものはすぐに崩壊します。

 人間最大の武器は「情報」で、それを得るのは「コミュニケーション」しかありません。
大規模じゃないから気づかないだけで、今も厳しい生存競争は続いているんです。

 この“情報”って前回も書きましたが、ネットやメディアでは正確な“情”を受け取ることが出来ないから、対人間じゃないと、本当に必要なものの本質を受け取ることは出来ないんですよ。

 メディアが発達し続けて1周回った結果、女子高生たちの中では「大事なことは口頭で伝える」がデフォらしいですよ!

 さて、そうは言いつつ形式上対面で回答できないので、どうにかこうにか相談者さんに「やる」と言わせる策を巡らせてみました。

 この中から選べ!

 3つ提示するから選んで「やります!」って言え!

 コミュニケーションの訓練なら、これが最適だ!

・ナンパ!
・モノマネ!
・演劇!

「出来そう」とか「出来なさそう」には興味がないので、サイコロ振ってでもどれかひとつを選んで「やる」って言え!

 具体的な訓練方法は、次回伝えることとする!

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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