星野源、高橋一生、及川光博ら豪華キャストが浴衣姿で“城を引いて”登場
タイムリーな雇用問題を思わせる話題も飛び出した。小澤が「僕が演じた一郎太は愚直な男で、本を通して春之介と信頼し合う。実は武士というのは口約束が一番大事なんです。当時の史実があるんですが。紙の契約より、口約束で、お殿様についていく、という…。別に、今(話題の)のことじゃないですけど…なんだ、この空気」と、とぼけて笑いを誘うと「このご時世にパワハラ上司を演じました」という正名僕蔵が「僕の役は基本、コミュニケーションがほぼどう喝だったので、今までの人生で私が受けたどう喝とか目の当たりにしたどう喝を参考にしようと現場に入ったんですけど、星野くんが演じる春之介が、人のどう喝ゴコロをくすぐる表情をしてくるので、まんまと乗せられて、気持ちよくどう喝できました」と、星野との芝居を振り返り、会場も大笑い。星野は「何ですか、どう喝ゴコロって」と苦笑しつつ「正名さんが演じる上司が本当にムカつくやつなんですけど、腹は立つけど今は我慢、と思って。その感じが、どう喝ゴコロをくすぐったのかも」。