星野源、高橋一生、及川光博ら豪華キャストが浴衣姿で“城を引いて”登場
その後も、映画にちなみ、登壇者たちが無理難題を突きつけられたエピソードを明かし会場は大盛り上がり。及川は「高校時代にグラウンドホッケー部だったので、大学で先輩たちから当然のように入部するんだろうなと言われたんですが、僕はバンドや俳優を目指したくて。紅白試合でシュートを入れたら許してやると言われたんですけど、僕、ディフェンスなんです。でも…入れたのさ。あれでホッケー部に入っていたらデビューしていなかった」と明かし、観客も拍手。星野は「今やっている『いだてん』で、オリンピック招致のスピーチをする役なんですが、もともと英語セリフが“thank you”だけだったんですけど、3日前に8行くらいの長文になり丸暗記をしなきゃいけなくなったんです。英語を話せないので一生懸命覚えたんですが、前の日にセリフを半分にカットします、と言われてきつかった」。最後は司会者から飯尾和樹に、共演者にあだ名をつけて、という無理難題が。「有吉じゃなくて僕がですか」と驚きつつ、飯尾は「星野さんと高橋さんと及川さん、ちょっとぎゅっと詰めてもらって…この3人で国産ホワイトアスパラです」と色白で細身の3人をホワイトアスパラに例えて笑いを取ると、小澤に「その生産者」、高畑に「その生産者の三女」、監督は「アスパラ泥棒です」、正名には「老犬です、もしくはその土地の現職知事落選」と言い渡し、観客も登壇者も大笑い。
イベントの最後に、星野は「6年ぶりの主役でドキドキしていたんですが、まさかこれほど素晴らしい作品になるとは思わなくて。見ても分かるでしょう、本当に楽しい現場だったんです。ぜひ皆さんも楽しんで」と出来栄えに胸を張った。
『引っ越し大名!』は8月30日より全国公開。