早乙女太一、『プロメア』応援上映に興味津々「見てみたい」



 早乙女と中島は上演の合間に登壇。早乙女はいっぱいの客席を見ると「腰が心配です」、中島は「これで折り返しですね」と、トークを含めて約6時間にわたるイベントを楽しむ観客を笑顔で思いやった。
 
 両作品について順番に話していくなかで、『プロメア』に話題が移るとトークはヒートアップ。中島が『プロメア』を応援上映で見たことがきっかけで、未経験の早乙女に中島は「……あのね、おもしろいよー!! お客さんが一緒にね、クレイ、クレイ、クレイ・フォーサイトーーー!って叫んでくれるんだよ」と声をあげると、早乙女は「それ、応援してないですよ。ちょっと、言いたくなるのは分かるけど」と、しっとりツッコミ。中島は、コンサートのコール・アンド・レスポンスのよう、サイリウム芸でもある、さらにはマスゲームのようでもあったとノンストップ。「これだけこの作品を愛しているというか、自分のものにしている感じがして、それだけ好きになってくれてることに対して、作った身としては感謝」とまとめると、早乙女は「見てみたいなあ」。

「クレイ、クレイ、クレイ・フォーサイトーーー!って叫んでくれるんだよ」
 早乙女は、これまでに6本の劇団☆新感線の作品に出演。そのうち半分は「髑髏城」シリーズだといい、「最近は、髑髏城俳優ですって言っている」と明かした。さらに「新感線は僕が初めて見た外の舞台。自分が子どものころに感動した舞台に、僕が立つようになった。若い人に見てほしいなあという舞台なんです、新感線って。『プロメア』もそうですけど、真っすぐな熱さと勢いと、バカバカしさと、格好良さと、シンプルでストレート。それが軸になっているのが新感線だし、僕ができるのもうれしい。男の子にも、若い人にも見てほしい」。

 早乙女の成長を見守ってきた中島。早乙女の魅力について聞かれると、「何かを背負わせたら日本一(笑)。悲劇を背負わせてるのは、うまいっていうのがある」。これまで中島の脚本では、謎のある役どころが多かったそうで、早乙女は「謎担当だと思った」と笑った。

『プロメア』は、「天元突破グレンラガン」「キルラキル」の今石洋之と中島かずきによる究極のバトルエンタテインメント。出演は、早乙女のほか、松山ケンイチ、堺雅人ら。公開中。

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