全英女子ゴルフ優勝の渋野が東京五輪の「金メダル取りたい」

帰国会見で笑顔を見せる渋野(写真:アフロ)
 女子ゴルフのメジャー、AIG全英女子オープンは8月4日、英ミルトンキーンズのウォバーンGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、渋野日向子(20)が通算18アンダーの270をマークし、初出場初優勝。賞金67万5000ドル(約7200万円)を獲得した。

 最終日を首位でスタートした渋野はこの日、7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、1打差で接戦をものにした。日本勢のメジャー勝利は1977年の全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来、42年ぶり2人目。渋野は「やり切った。泣きそうになるかと思ったが、全然涙が出てこなかった」と振り返った。

 渋野は昨夏、日本のプロテストに合格し、今年5月にツアー初優勝。7月には2勝目を挙げて急成長し、初めて出場したメジャーで頂点に立った。

 渋野は6日、英国から羽田空港へ帰国し、約300人のファンや報道陣に迎えられた。羽田空港で記者会見し「(出迎えが)想像以上だったのでびっくりした。まだすごいことをした実感はあまりない」と話した。


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